CircleCI 2.0 が正式リリースされたので早速移行しました - SmartHR Tech Blog
今回は、Go言語の並行・並列処理のかなめともいえるgoroutine(ゴルーチン)周りを掘り下げていきます。 goroutineは、前回の記事で軽く触れたように、軽量スレッドと呼ばれるものです。 そこで、まずはこの軽量スレッドと通常のOSのスレッドがどう違うのかを説明します。 そのうえで、goroutineの低レベルな機能を扱うためのruntimeパッケージ、 goroutineのデータ競合を発見するRace Detecter、 さらに高度な非同期処理を書くときに必要になるsyncパッケージおよびsync/atomicパッケージの使い方を紹介します。 スレッドとgoroutineの違い スレッドとは、プログラムを実行するための「もの」であり、OSによって手配されます。 プログラムから見たスレッドは、「メモリにロードされたプログラムの現在の実行状態を持つ仮想CPU」です。この仮想CPUのそれ
Go言語の特徴として挙げられる機能の1つに、「並列処理を書くのが簡単」というものがあります。 そこで今回は、Goにおける並列処理の機能を紹介してから、そもそも現代のコンピューターでどのようにして並列処理が実現されているのかをとりあげます。 複数の仕事を同時に行うとは? 複数の仕事を行うことを表す言葉には並行と並列の2つがありますが、これらには次のような区別があります。 並行処理(Concurrent) 並行(Concurrent): CPU数・コア数の限界を超えて複数の仕事を同時に行うこと ほんの少し前まで、コンピューターに搭載されているCPUはコア数が1つしかないものが普通でした。 そのような、今ではもう絶滅危惧種になりつつあるシングルコアのコンピューターであっても、インターネットを見ながらWordとExcelを立ち上げてレポートを書けます。 この場合に大事になるのが並行(Concurr
バックナンバー: 5月号 4月号 3月号 2月号 1月号 PEP 546 -- Backport ssl.MemoryBIO and ssl.SSLObject to Python 2.7 2014年に Python 2.7 をセキュアな状態に保つため、過去に PEP 466 でセキュリティ関連の Python 3.4 の機能が Python 2.7 にバックポートされました。これには ssl モジュールも含まれており、 Python 2.7.9 からは TLS のホストを自動で検証するようになったりシステムの証明書ストアを利用できるようになりました。 今回の PEP 546 は、さらに Python 3.5 で追加された ssl.MemoryBIO と ssl.SSLObject も Python 2.7 にバックポートするものです。これらの API を利用すると、 socket をラッ
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