2016年12月1日のブックマーク (4件)

  • 片渕須直×こうの史代『この世界の片隅に』 - 青春ゾンビ

    広島と呉、太平洋戦争の我が国における悲劇の地を舞台としながらも、戦争の悲しみや怒りと同等、いやそれ以上に、そこで繰り広げられていた人々の暮らしの営み、恋、吐く息の温かさ、そういった”戦災”という言葉で全てなかったことにされてしまいそうな、”生”のきらめきを描く事に注力している。だからこそ、『この世界の片隅に』は、人間の固有性にまつわる物語だ、と言える。戦死者○名、といったような記号でのっぺらぼうにされてしまった人々の顔、名前、声、人格、特技etc・・・を鮮明に描き出す事で、その固有性を蘇らす。そうすることでやっと、我々はその悲しみを想像することができるのだ。つまり、作はクリント・イーストウッドが年送り出した『ハドソン川の奇跡』という傑作や、奇しくも主演女優を同じくする宮藤官九郎脚NHK連続小説テレビ『あまちゃん』(2013)と、そのフィーリングを共有する。あらかじめ、観る者がその結

    片渕須直×こうの史代『この世界の片隅に』 - 青春ゾンビ
  • 『この世界の片隅に』と、「右手」が持つ魔法の力 - 日々の音色とことば

    今日は、映画『この世界の片隅に』についての話。 もうすでにいろんなところで評判になっている。たくさんの人が心を揺り動かされている。絶賛されている。「映画館で観るべきだ」って言っている。僕も同意。名作だと思う。だから付け加えることはないかなとも思ったんだけど、やっぱり自分が感じたことを書いておこう。 僕は試写のときと、公開翌日と、2回観た。どちらも、途中から気付いたら涙ぐんでいた。なんと言うか、「感動を体感する」ってこういうことなんだと思った。原作は読んでいたから話の筋はわかっていたけれど、そういうこととは関係なしに、伝わってくるものがあった。物語というものの持つ質的な力に触れたような感覚があった。 最初の感想ツイートは以下。 『この世界の片隅に』観てきました。試写含めて2度目だったけどやっぱり涙ぐんでしまった。「描く」ということについて徹底的に貫いた作品だと思った。すずさんが絵を描く人だ

    『この世界の片隅に』と、「右手」が持つ魔法の力 - 日々の音色とことば
  • サマー★ダイアリー2016パート9 | 松本亀吉weblog

    亡母一周忌法要で三重県亀山市へ。信仰心が薄く出不精な私はいつも寺に行くのを面倒くさいと感じる。でも、行ってみると楽しくて、姉の家族とわーわー言いながら名物の味噌焼きうどんをべた。「亀八堂」は素晴らしい。来年も三回忌法要というのをやらないといけないらしい。面倒くさい。

    サマー★ダイアリー2016パート9 | 松本亀吉weblog
    massarassa
    massarassa 2016/12/01
    「雨宮さんが予約してくれた円山町の店で豊田道倫と薬子さんと四人で食事したあと『もう一軒いこう、大森さんも呼ぼう』ってことになって電話して『もう寝ようとしてます』と言う大森靖子をセンター街まで呼び出し」
  • 【対談】H MOUNTAINS 畠山健嗣×大森靖子――1stフル・アルバム『GOLD MEDAL PARTY』から先行配信!!

    大森靖子に「畠山くんのギターはすごい好きだし、同い年だから気に入ってて、どうにか上に持っていきたいって思ってるんです」(「大森靖子と来来来チーム」での取材より)と言わしめた、畠山健嗣が率いるバンド、H MOUNTAINS。 2012年ごろからシャムキャッツや昆虫キッズ、来来来チームなどとともに注目を集めてきたH MOUNTAINS。これまで3枚の自主制作音源をリリースしてきたが、ついに4月、待望の1stフル・アルバム『GOLD MEDAL PARTY』をリリース!! マスタリングに中村宗一郎を迎え、盟友、来来来チームの「天国」のカヴァーを含む13曲入り。 今回は1ヶ月以上も先行で『GOLD MEDAL PARTY』のなかから「なんか落ちてないか」をお届け!! そして今回は、その音楽性を評価する大森靖子との対談にて、彼らの魅力をお伝えします。

    【対談】H MOUNTAINS 畠山健嗣×大森靖子――1stフル・アルバム『GOLD MEDAL PARTY』から先行配信!!
    massarassa
    massarassa 2016/12/01
    「数多くのヴォーカリストたちは自分の声は良いと思ってるじゃないですか。だから傲慢だし、(中略)お前の声がそもそもダメなんだよっていう人がすごくいる。喉にエフェクターついてるくらいの気分でやればいい」