1997年生まれのシンガーソングライター、ぎがもえか。東京を中心にライブ活動を行い、筆者も下北沢のmona recordsや440(four forty)で何度かステージを目にしていた。また2019年リリースのミニアルバム『メイクアップ』は彼女のガットギター弾き語りを主体としつつ、mogsanやいーはとーゔのメンバーらの演奏にも支えられて完成した、歌の存在を知らしめる作品だった。特に日々の囁きに耳をそばだて、人々の営みを愛でるような歌詞はシンプル言葉選びだが耳に残る不思議な情緒を醸している。陽だまりのように暖かくて、適切な距離から芯を見透かす情景描写の魅力は楽曲の一節にも集約されている気がする、「期待はしない 観察するだけ」(“観察”)と。 本インタビューは『メイクアップ』以来の音源作品となる配信シングル2作品『庭の隅 / レモン』、『敵わない / 水』のリリースタイミングで実施。ふんわり
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