共産党は、14日から開かれる党大会で、党の綱領から、中国について社会主義を目指す国とした記述を削除することにしていて、志位委員長はNHKの日曜討論で、中国共産党との立場の違いを鮮明にする考えを示しました。 これについて志位委員長は、12日のNHKの日曜討論で「中国に対する綱領上の規定の見直しを行う。南シナ海や東シナ海で乱暴にふるまい、大国主義や覇権主義がひどくなっている。香港やウイグルに対する人権侵害の問題が深刻化していて、社会主義を目指す国という規定は削除する」と述べ、共産党と中国共産党との立場の違いを鮮明にする考えを示しました。