Publickeyでは毎年、その年の売り上げなどを発表しています。その理由は、アフィリエイト以外の手段でもブログで十分な売り上げを作ることができるのかどうか、その実態を知ってもらうためです。 IT分野でも特にエンタープライズ向けの記事は比較的専門性が高いため、ブログの読者数がそれほど多く見込めませんから、AdSenseやAmazonアソシエイトなどのアフィリエイト系の売り上げはたかがしれています。これはIT分野に関わらず、ある程度の専門性を持つ(それゆえに読者層が絞られる)コンテンツに共通する状況です。 しかし多様な専門メディアがネットにあることは世の中にとっていいことだと僕は信じていますし、@ITやアイティメディアでオンラインメディアの経営を見てきた経験に照らせば、専門性が高い小規模なメディアを低コストで運用しつつある程度の単価の広告を維持できれば、ビジネスとしては成立するのではないかと