なんか自分で docs.fluentd.org へのpatchを書いてて混乱してきたのでまとめる。コードを読んでも関係する設定値がいくつものモジュールに分散しており、完全に把握することが困難である。具体的には、この組合せを記憶だけで答えられる fluentd コミッタはおそらく一人もいない。 概要 対象は BufferedOutput および TimeSlicedOutput を継承している output plugin の全て*1。out_forward, out_exec や out_exec_filter も含まれる。 基本的にはいくつかの設定により flush をするタイミングを制御するパラメータ一式、およびflush対象となるデータのチャンクを溜めておく量の上限を決めることとなる。fluentd をうっかり試したときに「アイエエエ、fluent-cat してみたんだけど、設定したと
Fluentd v0.10.45からin_tailプラグインで複数行のログを読み込めるようになりました。 これは今まで外部プラグイン(fluent-plugin-tail-multiline)として提供されていた機能をマージしたものになります。v0.10.50で複数行ログの読み込みに関するバグ修正が入っているので、この機能を使う場合はv0.10.50以上を使いましょう。 基本的な使い方 基本的にはドキュメントに書かれている通りですが、in_tailのformatオプションにmultilineを指定することで複数行モードになります。実際のパースのためのルールはformatN(Nは1から20)という名前のオプションで記述します。 以下は公式ドキュメントから引用したサンプルでRailsのログのパースする設定となります。 format multiline format_firstline /^St
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