C言語やPerlのfork&execのように、プロセスを同時に実行したり、同期を取るために待ち合わせる処理を行ってみましょう。 Java言語では、マルチスレッド機能が言語に含まれるため、比較的きれいにプログラムできます。 Javaの場合、2スレッドの同期と、3スレッド以上の同期で、処理が異なります。 マルチスレッドプログラミングも参照してください。 2スレッドの同期 2つのスレッド間の同期は、joinメソッドを使って、より簡単に実現できます。 子スレッドを起動し並行処理を行い、親スレッドが子スレッドの終了を待って、次の処理を行うプログラムを作成してみます。 処理内容は、Hello World!を表示するだけですが、スレッド名も表示するようにしています。 各スレッドの処理の流れは、以下のようになります。 親スレッドは、joinメソッドで、子スレッドが終了するまで待ちます。 親スレッド 子スレ