マレーシア・ボルネオ(Borneo)島のラハダトゥ(Lahad Datu)近くの村で、立てこもっているフィリピン人らによる迫撃砲による攻撃で死亡した警察の特殊部隊員の遺体を運ぶマレーシアの警察官ら(2013年3月1日撮影)。(c)AFP/BERNAMA NEWS AGENCY 【3月2日 AFP】フィリピン人の自称スルタン(イスラム王朝の君主)の支持者らがボルネオ(Borneo)島のマレーシア領内に立てこもり、治安当局とのにらみ合いから発展した銃撃戦で14人が死亡した事態を受け、マレーシア当局は2日、「思い切った対応」に踏み切ることもあり得ると警告した。 マレーシアのボルネオ島サバ(Sabah)州では2月12日からイスラム教国スールー(Sulu)王国の継承者を名乗る人物を信奉するフィリピン人たちが立てこもり、大量動員されたマレーシアの警察と軍がこれを包囲している。警察によると1日に発生した