毎日、子どもに「宿題やったの?」「早くしなさい、遅れるでしょ!」と、ガミガミ……。ずっと言い続けているのに、なぜ子どもは変わらないのでしょう? この長年の親の悩みを解決すべく『AERA with Kids冬号』(朝日新聞出版)では、子ども自身に身につけさせたい「時間管理術」について特集しています。 * * * 親は、子どもにサクサクと動いてほしいというのが本音。でも、よーく考えてみましょう。このまま「言われてから動く」ことしかできないようでは、将来が心配ではありませんか? 「親の思い通りに動くことが大切なのか、自分で考えて動ける人間に育てることが大切なのか、改めて考えてみましょう」と話すのは、行動科学の専門家、株式会社ネットマン代表取締役社長の永谷研一さん。 そもそも、「時間管理」の方法は学校の勉強では教えてくれません。しかし、時間管理の能力は、これからの時代を生きる子どもたちにとって