サントリーの情報システム子会社であるサンモアテックは,Javaアプリケーション環境で大量のバッチ処理を高速に動作させるためのフレームワーク(ソフト部品)「SUNBATCH」を,2006年6月1日に出荷する。サントリー,サン・マイクロシステムズ,サンモアテックの3社が共同で開発した。価格は,CPUあたり200万円から。稼働環境として,BEA WebLogicやIBM WebSphere,JBossなどのEJBコンテナが必要。 SUNBATCHは,サントリーが自社の情報システムで実施した「脱メインフレームプロジェクト」の成果物である。メインフレーム上でCOBOLなどで実現していた旧来のバッチ処理システムをJavaで再開発する需要に適する。販売目標は今後3年間で50社以上で,Javaバッチ処理のノウハウをSIサービスとしても提供する。SIサービスの売上げ目標は3年間で10億円規模を見込む。