最近のエンタープライズサーチの盛り上がりにあわせて企業情報ポータルも再度注目されているようだ。先日企業内での「さがす」行為には「捜す」と「探す」の2種類があるということを紹介したが、たしかにこの「捜す」場合の解決策には企業情報ポータルやECM(Enterprise Content Management)のようなツールのほうが適しているのかもしれない。 そういった流れのなかで最近の企業情報ポータル構築時の手法のひとつを紹介する。最近企業情報ポータルをワークプレイスと呼ぶことがあるが、これは企業情報ポータルの構築の目的に「そこだけですべての業務が出来るようにする」ということが掲げられることを所以としている。私見を言うと単なるワークプレイスと呼ぶと日本テレコムなどが取り組んでいる「フリーアドレス制」などと混同されるので、私個人としては、企業情報ポータルはデジタルワークプレイスという呼んだほうがよ