ブックマーク / rhirasawanb.hatenablog.com (10)

  • (『薬』がテーマの作品例)新作ショートショート(21)/ある研究施設からの手紙 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    新作ショートショート/テーマ(薬) ある研究施設からの手紙 こんな話を、一体誰にすればいいのか……。 とある研究施設での話だが、その内容があまりにも恐ろしく、これまで誰にも話す事が出来なかった。だから、こうして誰に宛てるでもなく手紙を書こうと思っているが、どうにも思う様に筆が進まないのである。 私には『病』があった。身体に感じた違和感を馴染みの医者に診てもらったところ、大きな病院を紹介された。その病院には十分すぎる設備があり、最新の検査機器も揃っていた。ここなら身体の問題を解決してくれるのだと信じて行ってみたが、病院側の回りくどい説明は、暗に『治らない』と告げているのだと察し、人生の終わりを感じた。 信頼出来る人に相談した。様々な情報も調べた。しかし、そこに『希望の光』を見出す事は出来なかった。 ネットでは『怪しい情報』まで探し始めた。そこで気になる『書き込み』を見つけた。私にはそれが、僅

    (『薬』がテーマの作品例)新作ショートショート(21)/ある研究施設からの手紙 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2021/06/20
    ぉぉおお~~。この雰囲気とても好きです。
  • 実際の小説リライト(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    実際の小説リライト(後編) 前回までに公開した『リライト後』、『リライト前』の作品ですが、具体的に何処をどう変え、その理由が何であったかを解説する、今回は『後編』です。 ショートショート『家出人捜索』リライト前はこちら↓↓↓ 小説のリライト(特別編) - R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜 ショートショート『家出人捜索』リライト後はこちら↓↓↓ (『家出』がテーマの作品例)新作ショートショート(19)/家出人捜索 - R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜 【CONTENTS】 主人公の心理と現在への調和 リアリティと緊張感 そして最後に 主人公の心理と現在への調和 【リライト前】 俺はテレビの番組を見ながら、あれこれと思いにふけっていた。すでに忘れようとしていた過去の話だ。しかしそんな俺が、何故こんな番組を見ているのか、自分でもよく分からなかった。 そんな時、

    実際の小説リライト(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2021/02/28
    リライトの前と後、ほんとに全く印象が違います。一度書き上げたものも、ここまで削ぎ落として洗練させる事ができるのですね。
  • (売れる小説を書く為に重要なのはタイトルです)気になるタイトル(2) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    気になるタイトル(2) 最近、私が書店で見かけた『気になるタイトル』のです。 小説やショートショートを書く上で、とても重要なのは『タイトル』です、と言うお話は何度も書かせていただいているのですが、まあ、どんな書き物についても重要である事は言うまでもありません。 最近気になったタイトル。今回は結構インパクトの強いものが含まれてますね。 【CONTENTS】 怖い間取り 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う パン屋ではおにぎりを売れ R・ヒラサワの そして最後に 怖い間取り 芸人の『松原タニシ』さんが、実際に『事故物件』に住んだ時のお話で映画化もされていて、何かとブームになっています。 実は私も十年以上前に住んでいたマンション不動産屋さんの紹介で見に行った時の事ですが、窓には黒いビニールシートがかかっていて、おまけに家賃がこの地域の同じ条件の物件よりもかなり安かったんですね。しかも、『入居者

    (売れる小説を書く為に重要なのはタイトルです)気になるタイトル(2) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2020/09/13
    「赤ずきん、~」は確かに気になる、、、、無性に読んでみたくなりました。
  • (小説・ショートショートを書きたい人の為のまとめ記事)/番外編まとめ記事(6) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    番外編/まとめ記事(6) 小説の書き方に関するコラムのまとめです。ショートショート作品ではなく、記事をメインで読みたい方の為にまとめてみました。 コラムは通常、前編と後編に分かれていますが、今回はメインとなる後編のみを5記事掲載しています。 【CONTENTS】 伏線の張り方 気になるタイトル 小説の構成方法 意外な結末 個性的なキャラクター 伏線の張り方 小説、特にショートショート作品の場合には、ストンとくる『オチ』に向けての『伏線』がとても大事です。『伏線』には『オチ』に直結しているものから、構成上の少し分かりにくいものまで、それは様々です。今回のコラムでは、実際の作品を用いて詳しく解説しています。 『伏線の張り方』に関する記事はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 気になるタイトル を書く上で、そのタイトルはとても重要です。先ずは読者の方が手に取るとこ

    (小説・ショートショートを書きたい人の為のまとめ記事)/番外編まとめ記事(6) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2020/08/12
    ショートショートの書き方としてまとめられているけど、タイトルの付け方等そのままブログを書くヒントとして応用が効きそうです。
  • (小説・ショートショート書き方の基本)コラム/個性的なキャラクター(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    コラム/個性的なキャラクター(後編) 物語の中で、そのキャラクターの『個性』は、とても大事です。『構成』や『文脈』による面白さに加え、それらを更に引き出す効果は勿論の事ですし、何より全体の流れまで変えてしまう程、影響のある物なのです。 【ご注意!】 以降の解説には『オチ』の『ネタバレ』を含んだ箇所があります。まだ作品を読んでいない方、来のショートショートとして楽しみたい方は、先にリンク先『全文』をお読みになられる事を、お勧めします。 【CONTENTS】 『あとがき』の場合 『鍋奉行』の場合 『美人の憂』の場合 そして最後に 『あとがき』の場合 ショートショート『あとがき』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【前半部分】 主人公はベテラン作家の如く、自信に満ちた、尚且つ傲慢な態度で『あとがき』を書いています。それはまるで、自作を『読ませてやって

    (小説・ショートショート書き方の基本)コラム/個性的なキャラクター(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2020/07/22
    「鍋奉行」とても印象に残っています。ゾクっとしますが、紙一重で留まってるような人も世の中には本当にいるのではないかな と思って更にゾクッとしました。
  • (小説・ショートショートの書き方)厳選・オススメ本はこれ!(その❶)番外編 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    厳選・オススメ(その❶) 小説やショートショート、そしてブログ・コラム・エッセイと、広く書く事に関してのには共通して参考に出来る部分が沢山あります。今回のオススメは、広く『書く事』について参考にしていただけるをご紹介します。 【CONTENTS】 設定に関する 創作に関する 推敲に関する 技術に関する R・ヒラサワの 設定に関する 小説を書く上で、『場面設定』は重要な要素です。そして、これらの『場面』ですが、来は実際に現地で取材するのが良いのですが、なかなか全てをそのようには出来ないものです。 現在はネットでの調査がかなり有効で、まるで現地に行ったかのような情報も入手出来る時代です。しかし、ネット上には沢山の情報があふれている為、場合によって欲しい情報に上手くたどり着けない事もあります。 紙媒体である『辞典』などの場合、欲しい情報にダイレクトにたどり着けます。今回オスス

    (小説・ショートショートの書き方)厳選・オススメ本はこれ!(その❶)番外編 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2020/06/10
    文章を書くことを学ぶ為に、こんな書物があるんですね。
  • (小説の書き方の基本を公開)コラム/実話とのリンク(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    コラム/実話とのリンク(後編) 『フィクション』は『創作』によるお話ですが、個人的には『創作』する上での『材料』は『実話』に基づく物がある程度含まれるのではないかと思います。 今回は、特にその要素が多かった作品を元に解説したいと思います。 今回の題材、ショートショート『白い壁』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 住居 登場人物1(主人公) 登場人物2(担任教師) エピソード1(教師の怪談) エピソード2(トイレが怖くなった) エピソード3(事件) 犯罪心理やプロファイルに関する書籍 住居 実際に住んでいた家の構造を、一部使っています。トイレに向かう壁が異常に白く、正直なところ不気味でした。 『家』に限らず、普段の生活環境の中、何かしら違和感のある物って、きっとある筈です。無いと思われた方は、見慣れた環境の中で、見逃してはいません

    (小説の書き方の基本を公開)コラム/実話とのリンク(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
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    mata1 2020/03/18
    ”FBI心理分析官” むかーし読みました。とても印象に残っている本だったので、今でも売らずに持っています。
  • (小説を推敲する本当の意味)コラム/ブラッシュアップの手順(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    ブラッシュアップの手順(後編) 小説に限らず、文章を書いた後は『推敲』が必要になります。それは誤字や脱字のチェックであったり、物語の辻褄の合わない部分を整えたり、全体の構成を見直したりと様々です。広い意味で物語をスマートに、スリムにする作業なのです。 【CONTENTS】 ショートショート『Recipe』の例 ショートショート『新生物』の例 そして最後に ショートショート『Recipe』の例 ショートショート『Recipe』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com タクミの一人目の彼女はモデルだった。つまり容姿のいい人である。二人目は有名な国立大学に通う頭のいい人で、三人目は声優をやってる声のいい人。四番目であるコトネは料理の腕がいい人で、新たに加わった五人目は運動神経がいい人のようだ。 ❶タクミの一人目の彼女はモデルだった。つまり容姿のいい人である。 ❷

    (小説を推敲する本当の意味)コラム/ブラッシュアップの手順(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2020/01/21
    誤字や脱字のチェック。ただ何度も読み直すだけではなく、縦書きにして読み直したり 音声読み上げのできるアプリ(そんな凄いものがある!)を使う事で見落としを失くす。とても参考になりました。
  • (初心者必見! 小説の書き方のルール)番外編/投稿済み作品集(3) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    投稿済み作品集(3) この作品集は小説コンテストサイト『時空モノガタリ』様に投稿、掲載されていた物ですが、当ブログでも閲覧出来る様、掲載させて頂いているものです。 後に当ブログにて、創作プロセスを順次公開してゆきます。 【CONTENTS】 新生物 私の庭 異音 新生物 「私にしてみれば、タチバナ君だって『新生物』の様なものだ」と、所長は心の中で思った。 所長の居る研究所は、品会社が百パーセント出資している子会社で、主に原料となる植物の研究をしており、品種改良による理想の苗を開発するのが目的だった。 数名いる研究員の中で、一番若手のタチバナは、所長と親子ほど年齢が離れていて、その扱いに頭を悩ませていた。 基的に打たれ弱い。注意するにも気を使う。ネット世代の象徴か、知識だけは豊富に持っていて、常にプライドが高かった。 タチバナの経験不足は直ぐに結果に表れた。現場で想定外の事に対応出来ない

    (初心者必見! 小説の書き方のルール)番外編/投稿済み作品集(3) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
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    mata1 2019/12/06
    3作ともスタイルが異なって、ショートショートだけど読み応えがありました。最後の、こわぁ~い。
  • (初心者必見! 小説の書き方のルール) 番外編/投稿済み作品集(2) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    投稿済み作品集(2) この作品集は小説コンテストサイト『時空モノガタリ』様に投稿、掲載されていた物ですが、当ブログでも閲覧出来る様、掲載させて頂いているものです。 後に当ブログにて、創作プロセスを順次公開してゆきます。 【CONTENTS】 Recipe マニュアル スミレ先輩 Recipe 「新しい彼女が出来たんだ。だから、これで君を含めて五人って事になるね」 タクミの言葉を聞いてもコトネは全く反応しなかった。それは人数が六人や七人に増えたところで、同じだったに違いない。会話の流れとしてコトネは一応聞いてみる。 「今度は何がいい人なの?」 「運動神経だよ。水泳に陸上に球技全般。何でも出来るみたいだ」 「ふうん。そうなんだ」 聞いたところでコトネの心境に何の変化もなかった。結局コトネが頑張るのは、料理だという事に何も変わりは無いのだ。 タクミの一人目の彼女はモデルだった。つまり容姿のいい人

    (初心者必見! 小説の書き方のルール) 番外編/投稿済み作品集(2) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    mata1
    mata1 2019/11/05
    「マニュアル」、読み直してクスッとしてしまいました。
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