ブックマーク / d.hatena.ne.jp/pleurisy (3)

  • 「ゲイじゃないけどおまえが好きだ」問題について添えておく - あおばら

    「ゲイじゃないけどおまえが好きだ」問題について、わたしの観測範囲内から書いておきます。そのまえに、断っておかなければならないのは、そもそもの「観測範囲」がかたよっていることです。例を挙げると、やおい論における「レイプからはじまる恋愛」問題について、わたしは実感としてよくわかっていませんでした。なぜなら、わたしが接したり読んだりしてきたやおいでは、そもそも「レイプからはじまる恋」はあまりなかったからです。うわさだけを耳にする亡霊のように、わたしは「レイプからはじまる恋」を思っていました。そして最近、やっと気がついた。たんに「レイプが成立するような関係」にはもえがなかっただけでした。これは、「レイプにはもえがない」とはちょっと違います。具体的にいうと(恥ずかしいんですけど!)わたしのもえる関係性は「攻めがレイプしようとしても受けが鼻で笑って不成立」とか「受けは攻めのことを大好きなのだが、攻めは

  • 同人誌のお知らせ - あおばら

  • 死に関する短編小説10本 - あおばら

    去年にはてなで「十大小説」がはやったときに、みくしで書いたものを再掲します。アンソロジーとして組んだのではなく、思いつきですきなのをいれてみた。テーマは「死に関する10」。でも10より多くなっちゃった。女子高の文芸部の副部長センスについては突っ込まないこと! では、どうぞ。 深沢七郎「白鳥の死」 たぶんいままでにいちばん買い求めた文庫は「楢山節考」。収録された短編はどれもすき。これは正宗白鳥とのことをを書いたもので、植木等についての数行をよく読みます。ところでこの文庫のタイトル、「楢山節考」ではなく「東京のプリンスたち」だったらもうすこし女子に読まれていたと思うよ。 レイモンド・カーヴァー「父の肖像」 「死に関する10冊」なら、カーヴァーだと「使い走り」からチェホフにつなぐのがきれいな流れだと思うけれど、ぽん、と、でてきたのはこちら。レイモンド、という名前はレモネードに似ていて、その

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