「過剰に人々の恐怖心を煽る」報道が、行政の電話相談窓口や保健所、医療機関に人々が殺到し、現場を混乱させるという現象を引き起こしている。実際、岡江久美子さんに関する報道後、行政への電話相談件数は増加。トイレットペーパーパニックに火をつけたのもテレビだった。今、最も自粛が必要なのはマスコミではないだろうか。(ノンフィクションライター 窪田順生) 岡江久美子さんの自宅前から 驚きの生中継 コールセンターへの相談殺到やトイレットペーパー買い占め、医療機関や保健所に不安に駆られた人々が押しかけるなど、テレビの過剰報道の弊害は大きい Photo:JIJI 4月24日の夕方、あるニュース番組を見ていたら、キャスターが突然、「ここで中継が入ります」と言い出した。また首相か都知事が緊急会見でもするのかしらとボリュームを上げたのだが、次に流れた映像に思わず目を疑った。 なんと、前日に亡くなった岡江久美子さんの

