◇風刺画出席の集会で4人死傷 北欧デンマークの首都コペンハーゲンで14日午後、「イスラム教と表現の自由」に関する集会が開かれていた飲食店周辺で銃撃があった。民間人の男性1人が死亡、警官3人が負傷し、デンマーク政府は事件がテロ行為であると非難した。AFP通信によると、15日未明にも同市中心部のユダヤ教礼拝所周辺で、1人が頭部を撃たれ、警官2人が腕や足を銃撃された。当局は関連性の捜査を急いでいる。 銃撃が起きた集会には2007年にイスラム教預言者ムハンマドを犬にたとえた風刺画を描き、イスラム教関係者から非難されていた隣国スウェーデンの画家ラーシュ・ウィルクス氏や現地のフランス大使が出席していた。当初、2人が発砲したと伝えられたが、地元警察は容疑者1人が逃走中と説明を修正した。会場には30〜40発の弾痕が残されている。 ウィルクス氏の風刺画がスウェーデンの新聞に掲載された後、イスラム教過激