みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長は25日、都内で開いた株主総会で、今週末に行うシステム統合に関し、「過去に起こしたシステム障害について非常に重い責任を負っている。今後二度と(トラブルを)起こさない決意で迎える」と述べた。 みずほFGは、傘下のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が7月1日に合併するのを前に、今月29日午前0時から7月1日午前8時まで、現金自動預け払い機(ATM)を含むすべてのオンラインサービスを一時休止して、システム統合を実施する。 みずほは、第一勧業、日本興業、富士の旧3行を現在の2行体制へと移行した2002年4月と、東日本大震災後の11年3月の計2回にわたり、大規模なシステム障害を起こした。