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ブックマーク / www.axisjiku.com (2)

  • 書評・創造への繋がり 26 『陰翳礼讃』 - AXIS jiku

    2011.01.03 書評・創造への繋がり 26 『陰翳礼讃 』/深澤直人(デザイナー) 『陰翳礼讃 』 谷崎潤一郎 著(中公文庫 500円) 評者 深澤直人(デザイナー) 「なくしてしまった美の領域」 「今ごろ『陰翳礼讃』ですか?」と、芸術、文化、建築、デザインに詳しい諸氏におとがめを受けそうなくらいこのは、日人の美学を伝えるとして、まるで教科書のようにたくさんの人に読まれているようである。私は情報に疎いので、自分がある感覚の領域に達したときに、やっとそのに巡り会ったりする。デザインもアートのも知識を得るために読むより、著者と経験を共有しながら読むほうが楽しい。『陰翳礼讃』は日はもとより世界で、日人の独特な美的感覚を解くとして有名である。 1カ月ほど前に新潟県の十日町にあるジェ−ムズ・タレルの「光の館」に行ったときにも、そこにこのが置いてあった。それから数日後、東京

  • AXISフォーラム「MITメディアラボ 副所長・教授 石井 裕氏 講演会」レポート その1

    2010.04.09 AXISフォーラム「MITメディアラボ 副所長・教授 石井 裕氏 講演会」レポート その1 去る1月15日に開催したアクシスフォーラム「MITメディアラボ 副所長・教授 石井 裕氏 講演会」の模様を4週にわたって動画でお届けします。 テーマは「永訣の朝・身体の痕跡・ポストタンジブルビット」。まずは石井教授が若き頃に感銘を受けた宮沢賢治の詩「永訣の朝」を起点に、「私は喋るスピードがどんどん早くなります」とおっしゃるように、話は徐々に熱を帯びてきます。 そして、「ミュージック・ボトルズ」をはじめとするさまざまな作品を振り返りながら……。 突然、北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が飛び出す……。 次週につづきます! 石井 裕/1956年東京生まれ、札幌育ち。北海道新聞社のコンピュータプログラマーだった父の影響で幼少期からコンピュータに興味を持つ。80年北海道大学大学院情報

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