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ブックマーク / elmikamino.hatenablog.jp (3)

  • フォークソノミー論争メモ1 - 記憶の彼方へ

    自分で撮った写真にどんな名前をつけるか、それをブログに載せるさいにどんな解説を書くか、は同一のデータに主観的にタグをつける行為であり、それはここまで膨大に膨れ上がり、かつ増殖し続けるインターネット上の情報をいかに検索しやすく分類するのがよいかを考えて実行に移す文脈で問題になっている伝統的な分類(Taxonomy)と新しい分類(Folksonomy)をめぐる論争にどこかでつながっていると感じてきた。 bookscannerさんが紹介してくれた最近の動向にいたる経緯を調べてみたら、米国では2004年末くらいから、そして特に2005年にフォークソノミーに関する様々な立場からの意見が噴出していたことを知った。元祖フォークソノミーともいうべきdel.icio.usを使ったりして調べ始めたら、次々と面白そうな記事、論文が芋づる式に見つかって、フォークソノミーの威力を感じると同時に、ワクワクもした。 面

    フォークソノミー論争メモ1 - 記憶の彼方へ
  • 梅田×西垣対論 - 記憶の彼方へ

    朝日新聞が「ウェブが変える」というWeb2.0の動向の目立つポイントを無難におさえた内容の特集を組んでいる。7/27はウィキペディアとブログについて。7/28はグーグルについて。そして別枠で梅田氏と西垣氏の「対論」。テーマは「新しいネットの姿『Web(ウェブ)2.0』。この大波は何をもたらすか」。ただし、「対論」といっても、実際に討論が行われたわけではなく、そもそも対立する見解を持っている両氏への個別のインタビューを「対論」として併置したもの、対論の演出である。しかしWeb2.0に対する両氏の認識と立場の大きな違いが浮き彫りになっていて大変面白い。 『ウェブ進化論』の読者なら十分察しがつくように、梅田氏はあくまでWeb2.0によって拓かれた地平の「先」を見ようとしている。もちろん問題点を熟知した上での、「にもかかわらず」の立場からのオプティムズムを梅田氏はそこでも貫いている。 それに対して

    梅田×西垣対論 - 記憶の彼方へ
  • デジタルメディア入門 - 記憶の彼方へ

    受講生の皆さん、今晩は。 今回の授業では、「思想篇」の続きとして、「日語のタイポグラフィ」の歴史に触れましたが、日語の文字のデザインに関して、とにかく私たちは、あれだけ美しく豊かな文字の歴史の「成れの果て」のような文字環境の中にいるということが分かったでしょうか?私たちは忘れたり、失ったりしやすい動物です。一度失われたものを取り戻すことは不可能に近いくらい大変です。言葉というものは「意味」や「物語」を伝える媒体であるのみならず、もっと厚みのある、もっと奥行きのあるヴィジョンをも伝えることができるはずのメディアです。次回はヒトにとって文字も含めた「かたち」が誕生する現場、社会を超えた宇宙スケールの視野でデザインの根源を考えたいと思っています。また、文字表現に関しては貧相なデジタルメディア環境ですが、それでもかなり楽しめる、そこそこ華やかなフォントの世界を次回は紹介します。次回、原理篇に関

    デジタルメディア入門 - 記憶の彼方へ
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