モバイル端末をさまざまな用途で活用するようになった医療業界。前回の「デスクトップ仮想化が医療分野で重宝される理由」に続き、その利用に関して医療情報のセキュリティとプライバシーの問題に効果的に対処する方法を紹介する。今回は残り4つの方法だ。 関連記事 【製品動向】医療現場の必需品となったモバイル端末、多様化する対応製品 モバイル端末導入による医療現場の変革 電子カルテのタブレット端末対応が注目される理由 医療現場のBYODを実現するシステムの必要条件とは? 5.リモートワイプとオートロック モバイル端末のネイティブアプリケーションはどうしてもローカルストレージを使わざるを得ない。たとえ、医療データを一時的にダウンロードするだけであってもだ。モバイル端末のストレージは、端末の電源が切られた時点で遠隔からデータを消去(ワイプ)できる必要があるだろう。端末の紛失や置き忘れ、盗難が起こった場合でも、