大阪府東大阪市西岩田3丁目の同市立総合病院で、今月21~23日にかけて20~80代の患者と職員計23人が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴え、一部患者らからノロウイルスの陽性反応が出たと同市が24日発表した。重症者はいないが、患者4人に下痢や嘔吐(おうと)の症状が続き、ほかの患者らは快方に向かっているという。同病院は院内感染とみて、感染経路を調べている。 同病院によると、症状を訴えたのは、9階建て病棟の4~9階に入院する患者20人と職員3人で、患者12人と職員3人から陽性反応の検査結果が出たという。同病院は、消毒や防護用具の着用徹底など、二次感染の防止策を進めている。