病院での突然死ゼロへ。AIで異変を察知するシステムが米国で承認される2018.01.19 19:08 福田ミホ 年間40万人の死、早めにわかれば防げるかも。 病院に入院している方が、一見元気そうだったのに容態が急変して亡くなるケースは少なくありません。2013年のJournal of Patient Safetyに掲載された論文では、そのような突然死で亡くなる方は世界で年間40万人に上ると推定されています。医療機器メーカー・Excel Medicalのチーフ・ストラテジー・オフィサー、Mary Baum氏に言わせれば、その数は「毎日飛行機2機が墜落しているようなもの」とのこと。 そこでExcel Medicalは、突然死をアルゴリズムで予測して防ぐための医療機関向けシステム「WAVE Clinical Platform」(以下WAVE)を開発し、このたび米国食品医薬品局(FDA)の承認を得
ホンダは1月18日、歩行訓練機器「ホンダ 歩行アシスト」が欧州の「医療機器指令(MDD)」の認証を取得し、EU域内での事業展開が可能になったと発表した。 ホンダの歩行アシストは、けがや病気などで歩行が不自由になったり、加齢などによって脚力が低下した人々の歩行改善を支援する機器だ。ASIMOの開発で培った歩行研究の蓄積をベースとして、歩行時の股関節角度センサーの情報をもとに制御コンピューターがモーターを駆動する協調制御技術を採用。左右の足の振りだしと蹴りだしのタイミングの対称性を改善するとともに、歩幅の拡大を促し、より楽な歩行を可能とする。 欧州では、EU域内で製品を流通・販売するためには、EUの定めた基準(EU指令)に適合するとともに、適合マーク「CEマーキング」を製品に表示する必要がある。EU指令はさまざまな領域が対象となっており、医療機器指令は、医療機器の適合基準を定め、CEマーキング
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