長野県松本市の国立病院機構まつもと医療センターは19日、同市村井町南の同センター松本病院(北野喜良院長)の入院患者21人と看護師4人がインフルエンザA型に感染し、このうち白血病の重症患者で中信地方の70代男性と、同病院の40代の女性看護師が死亡したと発表した。他の感染者は治療中で一部は快方に向かっているという。感染経路は特定できていない。 同病院によると、今月10日にインフルエンザの患者3人が入院し、14日にこの3人とは別の入院患者3人の感染が確認された。その後、看護師を含めて院内で感染者が増えたという。70代男性は15日に感染が確認され、17日にインフルエンザ肺炎で死亡した。 看護師は16日朝に自宅で38・7度の発熱があり、自宅近くの医院で受診。その最中に意識障害を起こして松本病院へ救急搬送され、同日夕に松本市の信州大病院に移された。17日朝にインフルエンザが原因で脳障害などを起こす
杉本教授が開発した「酸化ルテニウムナノシート」(左)とチタン製の棒。生物の体液と組み合わせることで蓄電素子になる 信州大繊維学部(長野県上田市)の杉本渉教授(44)=材料化学=は4日までに、生物の体液の成分を利用して電気を蓄える新型の蓄電素子を開発した。効率的に素早く電力を蓄えられるほか、硫酸や可燃性の有機溶媒で内部を満たすバッテリーなど従来型の蓄電池に対し、素子を利用した装置を小型化すれば安全に体内に埋め込むことができる。心臓ペースメーカー用の蓄電池などを用途に想定しており、杉本教授は「血液や唾液、尿といった体液を利用して、人体を『蓄電池化』することも理論的には可能」としている。 蓄電素子は「バイオスーパーキャパシタ」と名付け、研究内容は米・電気化学会誌で近く発表予定。実用化に向けた企業との連携も模索する。 一般的な蓄電池には、自動車などに積むバッテリー(鉛蓄電池)があるが、内部に硫
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