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ブックマーク / ryukyushimpo.jp (8)

  • 1400グラムの体に人工心肺 手術2度、困難越え杏樹ちゃん退院 - 琉球新報デジタル

    杏樹ちゃんを抱える父親の祐樹さん(前列右から3人目)と、長女思月(しづき)さんと笑みを見せる母親の樹里さん、杏樹ちゃんの治療に当たった医療スタッフら=16日、南風原町の南部医療センター・こども医療センター 世界でも症例が少ない体重1500グラム以下での人工心肺の装着を受け、救命することができた子が16日、南部医療センター・こども医療センターを退院した。退院したのは平良杏樹(あんじゅ)ちゃんで、約11カ月の入院生活の間に2度の大きな手術を乗り切り、生まれつき患った重い心臓の病を克服した。両親は1歳の誕生日を前に退院した杏樹ちゃんをいとおしそうに抱え、医師や看護スタッフらはその姿を特別な思いを持って見送った。 杏樹ちゃんは2016年9月7日、心臓の大動脈の一部が狭くなり、血液の循環がうまくいかなくなる「大動脈縮窄症候群」を患って生まれた。生まれて9日目に肺の血流を調整する手術を受けたが、その後

    1400グラムの体に人工心肺 手術2度、困難越え杏樹ちゃん退院 - 琉球新報デジタル
  • 子宮筋腫の手術に希望、国内初の「バッグ」開発 - 琉球新報デジタル

    腹腔鏡手術で子宮筋腫を回収するために使用する「MROバッグ」を発案した空の森クリニックの高山尚子医師=27日、八重瀬町屋宜原 医療機器製造・販売の沖縄医療機器開発事業(豊見城市)と空の森クリニック(八重瀬町)の高山尚子医師はこのほど、子宮筋腫に対する「腹腔鏡(ふくくうきょう)下子宮筋腫核出手術」に使用する「MROバッグ」を共同開発した。国内初という。2017年1月にも全国の医療関係機関を対象に発売し、採算が取れれば海外への展開も視野に入れる。 これまで同手術に使う輸入品の特殊バッグは1枚平均約2万5千円だったが、MROバッグは1枚約4千円で販売される予定。 腹腔鏡手術で子宮筋腫を除去するには手動と電動の二つの方法がある。近年、国内の多くの医療施設では筋腫を体内から取り出す際に、組織を細かく切って除去しやすくする「電動式モルレーター」という機器を使用している。 しかし「モルレーター」を使用し

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  • 潜水病措置 医師以外も 緊急の場合に 厚労省見解 - 琉球新報デジタル

    スキューバダイビングなどで体内に窒素が蓄積することで引き起こされる「減圧障害」(潜水病)の初期対応が大きく変わろうとしている。これまで初期措置に有効とされる「医療用酸素」の使用は医療行為に当たり、医師免許が必要かどうか曖昧な部分があったが、厚生労働省は今年、医療関係者以外が医療用酸素を使用することについて「救命や救護のために緊急やむを得ない措置として行う場合は医師法違反にならない」との見解を初めて出した。 県内では正しい医療用酸素の使用について、ダイビング業者らへの講習が始まるなど、周知に向けた動きも出ており、実際に重症化した患者数の減など成果も出ている。 ■初期対応の重要性 観光客などによるレジャーダイビングが盛んな沖縄は減圧障害の発症も多い地域だとされる。特に離島などで発症した場合、これまで医療用酸素を使わずに大型機器による高気圧酸素治療に頼る場合が多かった。機器のある島などの病院に

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  • 医療的ケア児、災害時にどう避難? 親たちの不安 - 琉球新報デジタル

    9月1日は「防災の日」。障がい者や高齢者などは大規模災害時の避難に支援が必要だが、障がいが重い人ほど、避難が難しい現状と制度の周知不足があり、当事者家族たちは不安を抱えている。避難所や経路の確認、医療器具に必要な電源の確保、避難所の衛生面など、不意に襲う地震などの災害にどう備えるか。「対策を練ることで守れる命」。安心して暮らせるよう、当事者家族たちが声をあげ始めている。 避難は諦めている 「災害時は病院も人があふれる。うちの子はどこに避難すればいい?」。親たちからは切実な声が上がる 「どこにどうやって避難するのか分からない」「(避難は)諦めるしかないと思っている」。8月中旬、沖縄県内で医療的ケアが必要な子の親の会「らいおんはぁ~と」(湯地三代子代表)の集まりで、母親たちは口々に大規模災害時の不安を訴えた。 医療的ケアとは日常生活に必要とされる医療的な生活援助行為で、人工呼吸器や痰の吸引、在

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  • ◆心臓TAVI治療 琉大病院、重症者に成果 - 琉球新報デジタル

    TAVIで使われるカテーテル(手前)と置換される人工弁(左) カテーテルを使って心臓に人工弁を運び、治療する経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)が、開胸手術が難しいとされた重症の大動脈弁狭窄(きょうさく)症患者の治療に成果を上げている。琉球大学付属病院ではこの治療を始めた8月以降、80~90代の4人が元気を取り戻して退院した。 関係者が8日、同大で会見を開き、今月TAVIを受けたばかりの大城朝行さん(89)=うるま市=が「息苦しかったのがすっかり元気になった」と生き生きとした表情を見せた。同大大学院医学研究科の国吉幸男教授は「今まで治療ができないと言われていた人たちも受けられる可能性がある」と受診を勧めた。 加齢などのため血管内部が固くなる動脈硬化や、血液の逆流を防ぐ心臓の弁が固く、開きにくくなる大動脈弁狭窄症によって、血を送り出す心臓に大きな負担がかかる。動悸(どうき)や息切れ、突然死

    ◆心臓TAVI治療 琉大病院、重症者に成果 - 琉球新報デジタル
    mats_i
    mats_i 2015/10/22
    「担当したのは約30人の『ハートチーム』だ。医師や看護師のほか放射線技師やコーディネーターなど多分野の専門家が連携してチーム医療の経験を重ねている」 ◆心臓TAVI治療 琉大病院、重症者に成果
  • 伊江に急患搬送船 離島苦の解消期待 - 琉球新報デジタル

    【伊江】伊江村は4月1日から、救急患者搬送船の運用を開始する。村などによると、医療機器を備えた救急患者搬送専用の船は、県内では初めて。 急患搬送船の航行で、これまで漁船で20分以上かかっていた島までの距離が最短12分で行けるようになり、離島苦の解消が期待されている。 搬送船は、内閣府の沖縄北部連携促進特別振興事業の予算約1億4千万円で整備した。船内には、人工呼吸器や電動式吸引器、酸素吸引装置、ストレッチャーなどを完備。全長17・9メートル、幅4・2メートルで最大20人が乗船可能だ。水難事故に備え、小型ボートやはしごも備え付けられている。船の名前は「みらい」。伊江中1年の具志堅花音さんが名付けた。 これまで昼間の急患搬送は、基的にはメッシュのドクターヘリを利用するが、ヘリがすぐに呼べない場合やヘリが着陸できない夜間は小型の漁船を利用していた。しかし、漁船では部まで25分以上かかる上に、

    伊江に急患搬送船 離島苦の解消期待 - 琉球新報デジタル
    mats_i
    mats_i 2015/04/01
    「船内には、人工呼吸器や電動式吸引器、酸素吸引装置、ストレッチャーなどを完備」 伊江に急患搬送船 離島苦の解消期待 -
  • SOLA沖縄学園が2号館落成 - 琉球新報デジタル

    SOLA沖縄学園(仲田雅彦理事長)の2号館=写真=がこのほど、宜野湾市大山に完成した。新校舎は5階建てで臨床工学技士、パティシエ・ブーランジェ、柔道整復師、美容師など4学科を新設した。トレーニングルームや製菓実習室を備える。 仲田理事長は「風土に根差し、独自性のある教育で世界へ羽ばたける人材を育てたい」と話した。

    SOLA沖縄学園が2号館落成 - 琉球新報デジタル
    mats_i
    mats_i 2015/03/19
    「SOLA沖縄学園の2号館がこのほど、宜野湾市大山に完成した。新校舎は5階建てで臨床工学技士、パティシエ・ブーランジェ、柔道整復師、美容師など4学科を新設した」 SOLA沖縄学園が2号館落成 -
  • 台風時の在宅医療 停電、避難時の公的支援を - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    社説 台風時の在宅医療 停電、避難時の公的支援を2011年7月18日  Tweet 沖縄地方を5月28日に襲った台風2号は、文字通り電気は「ライフライン」ということを印象付けた。人工呼吸器や痰(たん)吸引など医療的ケアが必要な子どものいる家庭に対し、一般社団法人Kukuruが実施したアンケート結果のことだ。55%が停電で困ったと答え、今後の台風で心配なことは47%が避難に関することを挙げた。  アンケートには43家庭が回答したが、ほかにも同様な問題を抱え改善を求めている患者会がある。台風時の停電に不安を抱える人たちの数はもっと多いとみていい。命に関わる問題だけに行政、関係団体の早急な取り組みが求められる。 在宅医療は外来、入院に次ぐ第三の医療といわれる。QOL(生活の質)を高めるため在宅を望む人は増えている。在宅への支援はまだ十分とは言えないが、延べ27万8千世帯に及ぶ今回の停電で電気に

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