ユニクロの柳井社長の発言が話題になっていますね。 朝日新聞デジタル:「年収100万円も仕方ない」ユニクロ柳井会長に聞く - 経済・マネーグローバリゼーションという不可避の変化ユニクロの一手は、その善悪はどうあれ、不可避の変化だとも思います。資本主義の圧力に晒されているかぎり、グローバリゼーションの波に飲まれることは仕方がない話です。 今回のケースはユニクロがたまたま先陣を切っただけで、彼らが黙っていたとしても、いずれ他の企業が着手することになっていたでしょう。 世界の賃金がフラット化されていくことは、もう大昔から指摘されつづけてきたことです。いよいよ本格的に、日本人の雇用が脅かされる時代になってきたのです。 格差が広がり、平等幻想が壊れる日本社会の特徴は、その「平等」意識にあるとぼくは考えています。小学校の頃、「みんな一緒」が理想とされ、「人間はみな平等だ」と刷り込まれた覚えがある方は少な