庵野監督がNHKの番組で見せた“一見すると無茶苦茶にも見える行動”も実は合理的? 『シン・エヴァ』100億円突破から見える、庵野監督の合理性とマーケティング力 7月13日、映画『シン・エヴァンゲリオン』の興行収入が100億円を突破したことが、公式のTwitter上でアナウンスされた。 【この記事に関連するほかの画像を見る】 これは、ロボットアニメとしては史上初の快挙。2016年公開の『シン・ゴジラ』の興行収入82.5億円を超え、庵野監督作品の中で最もヒットした映画ということになる。 今回の100億円突破の裏側には、100万冊限定の「シン・エヴァ入場特典」の配布や、新たなバージョン「3.0+1.01」を上映中に展開するなど、マーケティング面での挑戦的な取り組みが多数あったのも、とても興味深いポイントである。 作品自体のクオリティが高かったのはもちろんだが、それだけではなく、“なんとしてでも1