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ブックマーク / font-da.hatenablog.jp (4)

  • 「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」という暴力 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私は31歳になった。男性のパートナーと同居しているので、表向き上、「幸せなヘテロのカップル」ということになっている*1。子どもはいない。たぶん、持つことはないだろう。 このたった三行を書くために、ものすごく緊張する。私にもそれなりに事情があるのである。その詳細を他人に言う気もしない。だからと言って、「産まない」と固く決意しているわけでもなく、ふらっと産むかもしれない。だが、ピルを飲んでいるので偶然の妊娠の可能性も低く、順当にいけば私は子どもを産まないだろう。 そこに、こんな言葉が降ってくることがある。 「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」 私は黙って、困った顔をして笑う。なぜ「産まない=考えていない」のだろうか。散々、考えた挙句、産んでいないのだ。 だいたい、「考えろ」「考えろ」って、どうやって考えるのだ。この社会は、妊娠出産に関する費用の負担も大きく、産んだ後の保育も十分に整備さ

    「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」という暴力 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    matsuda0111
    matsuda0111 2013/06/12
    女性に社会的地位を、権力を確立せよって圧力があって今の女性の地位が出来あがっている。けど、この人の言う女性のための社会っていうのはお嬢様のように大切に扱われるべきだってところに行きつきそう。
  • 香月真理子「欲望のゆくえ 子どもを性の対象とする人たち」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    先日、児童ポルノを法規制することについて、記事を書いた*1。私はバーチャル・ポルノの法規制に反対だ。また、子どもを性の対象にするという、欲望を禁止することもできないと考える。その前提の上で、子どもを性の対象とする人たちについて、<法規制とは別の文脈で>よく考えたいと思っている*2。 次のが、昨年末に発刊された。 欲望のゆくえ 子どもを性の対象とする人たち 作者: 香月真理子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/11/20メディア: 単行購入: 4人 クリック: 97回この商品を含むブログ (15件) を見る 目次は次のようになっている。 書を書いた動機 第1章 少女への想いを文学で昇華させる会社員 第2章 幼女を性的に描く漫画家 ■同人誌の現在 ■アダルトゲームの販売男性に聞く ■児童ポルノをめぐる国会の動き 第3章 男児に加害し、相互援助グループに通う男性 ■子どもの

    香月真理子「欲望のゆくえ 子どもを性の対象とする人たち」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 「非実在青少年」問題の論点(「東京都青少年健全育成条例改正」についての中間総括) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    「東京都青少年健全育成条例改正」ですが、3月19日の採決は見送られ、審議継続となりました。次は6月に採決の見通しとのことです。拙速な条例改正が避けられたことに、胸をなでおろしています。また、都議のみなさんが、冷静な判断をくだしたことに、敬意を表します。ですが、廃案になったわけではなく、たった3ヶ月ほどで次の採決が待っているわけですから、気の抜けない情勢が続きます。 私は、3月12日の時点で、数人の都議に手紙で自分の意見を送りました*1。立ち上がりが遅かったために、文案も練れず、不十分な状態での送付となりました。件では、マスメディアの報道も少なく、私もインターネット上の情報発信で知りました。幸運にも、今回は著名人による記者会見や、京都精華大学の声明などもあり、改正にはいたりませんでした。ですが、反対運動としては後追いになってしまっています。私個人も、「児童ポルノ」という非常に厄介で難しい議

    「非実在青少年」問題の論点(「東京都青少年健全育成条例改正」についての中間総括) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    matsuda0111
    matsuda0111 2010/03/22
    このエントリを読んで子役と児童ポルノに出演する子供の違いは何だろうかと、疑問に思った。この中間総括の大半には同意なんだけど、規制がかかるのは児童ポルノだけではなくて、"健全な育成"に不必要な表現なのが…
  • フィギュアスケートと採点 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    ついに、バンクーバー五輪のフィギュアスケート女子シングルの結果が決まった。一位はキム・ヨナ、二位は浅田真央、三位はジョアニー・ロシェットだ。キム・ヨナさんと浅田さんとの対決は、この五輪でも大きく注目を集めていた。そして、両選手には尋常ではないプレッシャーがかかった。その中で、キム・ヨナさんはパーフェクトに近い演技をし、浅田さんはトリプルアクセルを二度決めた。考えられないほどの高得点が飛び交い、レベルの高い試合となった。 2日前のキム・ヨナさんと浅田さんとのショートプログラムでは、キム・ヨナさんが4点以上の差をつけてトップに出た。「高すぎるのではないか?」「浅田さんと、そんなに差があったのか?」などの、採点への疑念が海外のスケーターを中心におきた。*1 実は、この採点への不満は、女子シングルよりも、男子シングルで問題化されている。一番大きなできごとは、エフゲニー・プルシェンコの復帰だ。プルシ

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    matsuda0111
    matsuda0111 2010/02/27
    自分の最高の選手を見付ける。そう考えると一番オリンピックらしい競技かも
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