幻冬舎の代表取締役社長の見城徹氏(68)が、自社から出版した作品の実売部数を明かすなどしたことに対し、作家らから怒りの声が噴出している。 見城氏は16日、ツイッターを更新。作家の津原泰水氏が同社から出版されている「日本国紀」(百田尚樹著)の著作権侵害を指摘したことで、予定されていた自著の文庫化が白紙になったと告発した問題に言及し、「こちらからは文庫化停止は1度も申し上げておりません。担当者はずっと沈黙していましたが、あまりのツイートの酷さに『これでは私が困ります』と申し上げたところ『それでは袂を分かちましょう』と言われ、全く平和裡に袂を分かったのが経緯です。他社からその文庫が出る直前に何で今更?」(原文まま)と反論した。 続けて「津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版をちゅうちょしましたが担当者の熱い想いに負けてOKを出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。2冊目が