今回お話をうかがったのは、クレジットカード史研究家の櫻井澄夫先生。 櫻井先生はJCBに勤務され、海外での加盟店開拓に奔走。そのご活躍の様子は、JCBが国際ブランドの地位を確立するまでの汗と涙の物語、湯谷昇羊『サムライカード、世界へ』(文藝春秋、2002年)の中にも実名で登場します。 また、お仕事の傍らクレジットカードの歴史にまつわる研究を続けておられ、その成果は消費者信用業界誌である『月刊消費者信用』(株式会社金財エージェンシー)に連載『叢談 カードの世紀』として発表されています。 この連載は2004年に始まり、櫻井先生はJCBをご退職後も現在に至るまで精力的に研究と執筆を続けておられます。 このように、実務に携わりながら日本のクレジットカード業界を牽引してこられ、正しいクレジットカードの歴史を実証的に追究しておられる櫻井先生に、クレジットカードの歴史と、それを学ぶことの大切さをうかがいま