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【ニューヨーク=小谷野太郎】20日の米ナスダック市場で、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)世界最大手の米フェイスブックの株価が一時、18・75ドルと売り出し価格(38ドル)の半値以下の水準まで下げ、3営業日連続で上場以来の最安値を更新した。同社の業績の先行き不透明感が強いほか、一部株主に保有株の売却を禁じてきた期間が今月16日に終了し、市場で取引できる株式が増えるとの見方から、売り圧力が強まった。 終値は前週末比0・96ドル(5・04%)高の20・01ドルと、3営業日ぶりに反発した。株価の下落で、割安感が出たと判断した一部の投資家が買ったとみられる。 フェイスブックの時価総額は、5月18日の上場時点で約1040億ドル(約8兆2600億円)あったが、約500億ドルが吹き飛んだ計算だ。
不妊治療施設の加藤レディスクリニック(東京都新宿区)が、閉経前後の女性の卵巣に自身の皮下脂肪から取り出した幹細胞を注射し、卵巣機能の改善を目指す治療を計画していることが分かった。臨床研究として厚生労働省に申請、20日開かれた厚生科学審議会科学技術部会に報告された。加齢などで機能が低下した女性の卵巣を若返らせるもので、最終的には妊娠を目指すという。 卵巣は加齢とともに機能が低下する。卵子のもとになる卵胞が育たなくなり、ホルモン分泌も減少。この結果更年期障害が起きる。 研究計画書によると、同クリニックは卵巣機能が低下し更年期障害の症状が見られる女性の下腹部などから皮下脂肪を取り出して「間葉系幹細胞」と呼ばれる幹細胞を抽出。この幹細胞は、新たな血管を作る役割を持つとされており、卵巣に移植し血流を増やすことで、衰えた卵巣機能の改善が期待できるという。対象は60歳未満の5人を想定している。 同
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