●Lars Christensen, ““Good E-money” can solve Zimbabwe’s ‘coin problem’”(The Market Monetarist, April 26, 2012) ニューヨーク・タイムズ紙のこちらの記事で、ジンバブエが抱える「硬貨問題」について報じられている。 ジンバブエ人の口から「チェンジ」を求める声が上がるのは、政治の変革(チェンジ)が待ち望まれている場合というのがほとんどである。1980年代から今日に至るまでずっと、大統領の座が一度たりとも明け渡されずにいることを踏まえると、それも頷けるところだ。 八百屋を営むロブソン氏も首を長くして「チェンジ」を求めている一人だ。とは言っても、ロブソン氏が求めているのは、チェンジはチェンジでも、「小銭」だ。ロブソン氏は、何かを売買する機会があるたびに――スーパーマーケットで買い物する時、バス
![ラルス・クリステンセン 「ジンバブエが抱える『硬貨問題』とその解決策」(2012年4月26日)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)