新型コロナウイルス感染症の終息を願い、白河市の白河だるま総本舗が製作している「アマビエだるま」が会員制交流サイト(SNS)などで注目を集めている。 アマビエは、疫病退散に御利益があるとされる妖怪。同本舗14代目の渡辺高章さん(27)が、SNSでアマビエを知り「アマビエだるま」の製作を思いついたという。 鮮やかなピンクと水色の体に、かわいらしい顔が描かれている。5人の職人が一つ一つ手作業で製作し、1日当たり約100個のアマビエだるまが生まれている。 インターネットを通じてのみ注文を受け付けており、現在1500件ほどの注文が入っている。 渡辺さんは「アマビエだるまで少しでも明るい話題を提供して、元気を届けたい」と語った。購入は販売サイトで。