インターネット検索最大手の米グーグルが14日発表した7-9月期(第3四半期)決算は前年同期比32%の増益となった。昨年に比べ単価が上昇したオンライン広告販売が好調だったことに加え、インターネットユーザーによる広告のクリック頻度が増えたことが背景。 同期の純利益は21億7000万ドル(約1767億円、1株当たり6.72ドル)。前年同期は16億4000万ドル(同5.13ドル)だった。売上高は前年同期比23%増の55億ドル。一時的項目を除いたベースでの1株当たり利益は7.64ドルだった。 決算発表を受け、同社の株価は6%超上昇し、577.14ドルで推移した。 グーグルのエリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は事前に用意された発表文で「当社の中核事業は非常に良く成長した。また、より新しい事業、特にディスプレイと携帯部門は著しい勢いを継続して示した」と述べた。 ユーザーが同社の広告をク