LinuxやUNIX開発者でないなら、systemdというプログラムの存在を知らないだろう。systemdはLinux向けのシステムでサービスマネージャの機能を持つ。しかしLinux開発者コミュニティーの間では、これまでのsysvinitデーモンに変わるものという以外には大きな魅力はないと見られている。 systemdを開発したのはRed HatのLennart Poettering氏とKay Sievers氏で、Linuxシステム起動時にどのプログラムが動くのかを制御する標準的なプロセスを提供する。「System V」、「Linux Standard Base(LSB)」のinitスクリプトとの互換性があるが、これらの古いものを置き換えるものと位置づけられている。 systemdは1つのシステムにたくさんの機能を詰め込んでいるため、批判派も多い。批判は次のようなものだ。「クラッシュしてシ
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