きょう28日(月)の関東地方には、北日本付近を発達しながら東進する低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込みました。関東地方の沿岸部は、ちょうど南寄りの風の通り道となり、この時期としては暖かな空気に包まれました。 この南風は、気温の分布にも大きな影響を及ぼしました。関東地方の気温分布と風向を比べてみると、南風が流れ込んだエリアでは最高気温が14度前後まで上がった一方、南風の流れ込みが弱かったエリアでは10度に届かなかった所もありました。東京都心でも最高気温は13.2度(3月中旬並み)となり、風の違いが気温に大きな差をもたらしたといえます。
![分かれる寒暖 関東南部で気温差大きく(気象予報士 日直主任)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/591745e610ec3ae215423759aa65a44e6667787c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.tenki.jp%2Fstorage%2Fstatic-images%2Fforecaster_diary%2Fimage%2F3%2F34%2F346%2F3460%2Fmain%2F20190128163808%2Flarge.jpg)