最近、食べ物と健康に関し、多くの研究者が興味を持ち、多くの研究が世界的にされている。その一部をマスコミが取り上げ、善悪もなく、多くの情報が混ざりあい国民に届いている。人間を対象に研究している立場から段階に分けて見ると「すぐにでも一般の人に教え取り入れて欲しい情報」と「まだ研究の途中なので話題にとめておく程度の情報」がある。そこで、私は、健康情報の信頼性を吟味するためのルーツとして、表1のようにフローチャートを紹介したい。このチャートのステップを多くクリアする情報ほど信頼性、重要性が高く、人間にも当てはまる。1や2のステップの情報は信頼性、重要性が低い。また、世の中に溢れている健康情報は実践・研究レベルの2段階に分けられる。6つのステップをクリアしていれば、一般の市民が生活に取り入れた方が良い科学的根拠があると専門家が自信を持って奨められる情報であり実践レベルといえる。1や2のステップは研究