幸せって、なんでしょう。 誰も彼もがその言葉を口にします。日本で生きる人々は、その追求が権利として認められてもいます。それほどに当たり前、だけれども難しいのが、幸福の捉え方です。 人生における幸せがあります。あるいは、ビジネスにおける幸せもあるでしょう。その定義は人それぞれですが、それを考えることは、きっと自らの人生や仕事におけるコンセプト作りともつながるはずです。 「ベーススタイルが確立している人の幸福度は高いのか?」 彼らはある日、そんなふうに話したといいます。予防医学の研究者である石川善樹さんとクラシコム代表の青木は、「ベーススタイル(=個としての型)」をしっかり持つ人ほど、幸福な状態にあるのではないか、と。 身近すぎる願いなのに、いつも遠いように思える、この不可思議な「幸せ」をめぐるディスカッションの続きが始まりました。 そもそも幸せとは掴み取るものではなかった 石川善樹:(以下、
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