中野剛志：TPPはトロイの木馬──関税自主権を失った日本は内側から滅びる (News Spiral)
TPP反対論を展開する中野剛志氏にインタビューを行いました。10月以降政府・大マスコミが「開国」論を展開する中、中野氏は「日本はすでに開国している」「TPPで輸出は増えない」「TPPは日米貿易だ」と持論を展開してきました。 TPPの問題点はもちろん、今までのメディアの動き、そしてインタビューの後半には、TPP議論の中で発見した新たな人々の動きについても触れていただきました。 中野剛志氏（京都大学大学院助教） 「TPPはトロイの木馬」 TPP問題はひとつのテストだと思います。冷戦崩壊から20年が経ち、世界情勢が変わりました。中国・ロシアが台頭し、領土問題などキナ臭くなっています。米国はリーマンショック以降、消費・輸入で世界経済をひっぱることができなくなり、輸出拡大戦略に転じています。世界不況でEUもガタがきていて、どの国も世界の需要をとりにいこうとしています。1929年以降の世界恐慌と同様に
ぴゅあ☆ぴゅあ1949:白洲次郎とは何者だったのか（３０） - livedoor Blog（ブログ）
今回は、白洲（10） 広畑製鉄所売却問題の補記になります。 参考文献： わが財界人生 永野重雄 (1982年 ダイヤモンド社) この本の中で永野重雄が語る、広畑製鉄売却騒動の顛末を 以下、要約＆再構成してご紹介します。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 昭和23年12月、GHQの指示により、旧日本製鉄（現・新日鉄）が 「八幡製鉄」と「富士製鉄」に分かれることになった。 「八幡」は、レール、厚板、条鋼などの設備があり、 バランスのとれた銑鋼一貫製鉄会社といえた。 対し、「富士」は、広畑工場（兵庫県姫路市）が加わらないと 一貫製鉄会社の体をなさなかった。 広畑の賠償指定解除をめぐって、妙な動きの話が伝わってきた。 ①高碕達之助の昭和製鋼へ引き渡す。 ※昭和製鋼＝満州にあった国策企業。現地の工場は戦後中共が接収。 ②住友金属／川崎製鉄／神戸製鋼の合弁会社へ引き渡す。
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