ラックが運営するセキュリティ監視センター『JSOC』は、12月17日にJuniper社よりファイアウォール製品で動作するScreenOSにおいて、管理アクセスにおける認証回避の脆弱性(CVE-2015-7755)が公開された件に関して検証を行い、本脆弱性を用いることで一部のバージョンにおいて実際に認証を回避した管理アクセスが可能なことを確認しました。 本脆弱性を悪用することにより、攻撃者によってファイアウォールの設定を変更されるなどの重大な被害が発生する可能性があるため、修正済みのバージョンへアップデートを促すための注意喚起情報を公開しました。 なお、本注意喚起についての検証結果などを記載した情報がラック公式ブログに掲載されています。 併せてご確認ください。 概要 Juniper社のファイアウォール製品において、ScreenOSの特定バージョンを使用し、TELNETやSSHによる遠隔管理を