平成仮面ライダー10周年作品として製作された『仮面ライダーディケイド』。この作品で視聴者を驚かせたのが、主人公・門矢士の性格。常にふてぶてしさを漂わせ、ファンからは“くせ者”と呼ばれた。演じた俳優・井上正大が語る。 * * * 僕ら世代で役者を志している8割、9割の人は仮面ライダーの主人公を演じたいと願っていますよ。僕もそのひとりだったので、オーディションを受け、1万人以上の応募者の中から、運よく最終選考に残ることができました。 ただ、なぜ僕が選ばれたのかは今もわからない。別に意気込みを訊かれたわけでもないですし、趣味の話をおもしろおかしくしゃべっていただけで。 たぶん、オーディションに正解ってないんですよ。もしかしたら、他の人が質問を受けている間のちょっとした所作や雰囲気が門矢士の一部に通じたのかもしれないですね。 門矢士は演じていて楽しかったです。今までのライダーシリーズには存在しない
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