『ウルトラマンオーブ』、最高の最終回だった! 驚き、悲しみ、共感し、笑い、熱くなり、納得する。わずか30分足らずとは思えない濃密な最終回「さすらいの太陽」を振り返ってみよう。 ジャグラーの涙! その理由とは……? 前回「逆襲の超大魔王獣」の終わり方は悲惨だった。ウルトラマンオーブは超大魔王獣マガタノロチの前に歯が立たずに完敗。倒れ込むクレナイ ガイ(石黒英雄)の前で、宿敵ジャグラス ジャグラー(青柳尊哉)はナオミ(松浦雅)を刀で一閃! SSPのジェッタ(高橋直人)とシン(ねりお弘晃)も絶体絶命で、全国のちびっこが号泣するのもむべなるかな、「これ、本当にあと1話で終わるの!?」という感じだった。 無音のオープニングとガイの「ナオミィィィッ!」という絶叫で始まった最終回「さすらいの太陽」。廃墟の中をさまようガイは、マトリョーシカ型のびっくり箱という意地の悪いジャグラーからのメッセージを受け取る