まぁ大昔はね、インターネットでは誰の意見も互角、同じ位内容を吟味して判断すべき、という風潮が格好良かった時期もあったけどさ。あれに多少なりとも実効性があったのはまだ大衆化前、具体的には1995年まで。 その頃はジ・インターネットにアクセスできるのは一流大学の最低でも学部卒の男ばかりが9割5分、主な話題はネット間の通信プロトコル仕様の解釈とOSカーネルの実装はどうあるべきか。アレはそういう、全メンバにある程度の均質性が担保されており、話題も正誤優劣はともかく誰もがそれなりの見識を持てる狭いもの、という特殊な状況でのみ成り立つ言葉だ。 もう少し緩く時代を下っても、2chで「厨房」「工房」が悪口だった頃までな。厨房は中坊、中学生。工房は高校生。中高生がアクセスしてくる訳が無い、少なくとも大学生以上だろうという前提あってこそ悪口として通用した。 いや何の話かというとこれ。「エストニア共和国より愛を