やはりモノを破壊するのは作るよりも爽快。そして爽快さだけで生き続けられる強さを我々は持たない…。 婚約以降、ふとした拍子に出る定番独白「人生…」はすっかりなりをひそめたんだが、かわりに「生活…」という独白がシェア 100% を占めるようになった。 細かいことだが、自分がやりたいことは「○○したらだめですか」、どっちでもいいことは「○○しましょうか」と確認するようにしている。 すべてのビタミンを生肉から摂取したい。 おれはわりと息吸ってるだけでおもしろい（ゲーム評論で「◯◯してるだけでおもしろい」は禁句）のでお得な性格。あっもちろん息吐いてるときもおもしろい。あーでもやっぱ吐くときより吸うときのほうがおもしろいかも。

ずいぶん昔の、仮面ライスピかっこ EEEE 勢に対する違和感関連。一言でいうと「仮面ライダー SPIRITS（の初期。初期で読むのやめちゃったので中盤以降どうなったのかは知らない）に登場する仮面ライダーはかっこいいけど仮面ライダー SPIRITS 自体はかっこいい漫画とはいえないので、仮面ライダー SPIRITS かっこ EEEE というのは筋が違う」。いまさらの話だし、さらにずいぶん昔にも同じようなこと書いてるんだけど、うまいこと検索に引っかからない場合があったので、ログ埋めにはこういうものも使っとく。 ライスピのなにがイヤかって、ライダーのかっこよさを滝和也が全部台詞で説明するところ。そのシステムのおかげでライダー自身は「男は黙って背中で語る」の原則保護されていて、且つなんでも台詞で解説しなきゃいけないブームにも乗れてて、サラサラ読めて、読後のおれ話理解できてるかな感もブレなくて、さす

一昨年あたりから漠然と気にしている「趣味としての ADV 制作」なのだが、最近引っかかっているというか、専門的なこととかがわからないので気にしたいけど気にできずツルツル滑ってることがあって、それは「ADV の背景に転用することを前提とした写真撮影に必要な機材・知識はなにか」ということだ。どっかのサイトでそのものズバリ「エロゲー背景を撮ろう」みたいな講座やってくれてるといいんだけど、世に写真オタが多すぎて写真情報サイトのどこを見たらそういった知識が手に入るのかわかりづらい。 以下、雑然とメモ。 前提 背景は多少パースつけたほうがそれっぽい。 むしろパースをつけないと退屈な絵になってしまう。といってもそれにのっかるフェイス演出とガチャガチャするようでも困るので、基本的なイメージは「通常背景は一点透視風」「イベント背景は二〜三点透視風」とかか？ 参考：透視図法→http://www.fsinet

読売 ONLINE：「さよならジョブズ」献花の人垣 http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_news/vn111007_3.htm じゃあゲイツ氏が死んだら MSKK 前に窓一枚供えに行ったろうじゃねえか。 あと死んだらドアノブを供えられる有名人をリストアップするネットゲーム燃える。 日本マイクロソフト社正門前に備えられた大量の窓ガラスが、一夜にしてすべて割られるという事件が…。 おれが死ぬ日になってもまだゲイツ氏が死んでなかったら、大富豪のマネー力というものに本当の畏怖を抱かざるをえないだろう。 ザッカーバーグ氏はわりあい普通に寿命を迎えそうな印象。 「ジョブズ氏を目指せ」「ジョブズ氏を超えるやつはジョブズ氏を目指したりはしねーだろ」議論をしてるひとたちは蒼天航路読んだことないのか。蒼天航路 1 巻に「何人の真似もしなかったことこそ始皇帝の始たるゆえん 爆裂団

田んぼ地帯に点々と立つ携帯電話の電波塔は田舎のどこにでもある風景。電柱も鉄塔もどこかにつながっているが、電波塔はどこにもつながっていない、が、つながっているんだよな。 仕事に疲れ果てたおれは例によって温泉にやって来たのだった。 インプレ。湯質いまひとつ、っていうか強過ぎ。ぬるぬる度低くてシワシワ度高い。設備は充分で敷地も広い。バラエティ感なかなか。清潔度は広さのわりにかなり高い、けどどうしようもなく行き渡らないところはアリ。バラエティとレジャー感で接待によし。でも普段使いにはちとガチャガチャしてて一点集中の密度感が欲しい。安いしコスパは高い。そのぶん客質は、時間帯によるんだろうけどアレかも（ドン・キホーテ系の客筋と、あとどうみてもヤーさんという全身テクスチャのおっさんたちが居た）。あと砂湯もあるでよ。ただしセルフ。砂質も細かくサラサラで満足度は低い、けどまあ鹿児島まで出張る必要ないってのは

難解な文体（難解な専門用語の羅列ではない）を読み解いて「あ、このひとこれが気になってたんだ」と理解するときの快楽は、他人の人生に触れるのってたのしいという素朴な経験だし、それは人生いっこぶんしか生きられない仕様のなかで仮想的多重人生を経験しているような体験でお得感もあり合理的。 そうか、エチケットペーパーテンプレート「この日記はフィクションです」て、実効性はないけどある程度の抑止にはならなくもない系という意味で「このサイトは無断リンク禁止です」問題と同じなんだね。というわけで「この日記はフィクションです」とヘッダに書いてある無断リンク禁止叩きブログを探そう。 インターネットをソーシャルで区分する世の中になった場合、「友達が居ないひとたちの集団」が最大勢力になってしまうよね、という話はあるよな。どんなに友達多いやつでも顔が判別できなくなるほどには居ないだろという。 ちなみに成句「ええい◯◯は

観測範囲に GoW3 購入者が増えてきた。国内 360 で英語音声で遊ぶには何版を買えばいいのかなと迷っていたが、国内版買っても本体言語設定を英語にしとけば英語で遊べるらしい。ナイス。 連射と撃破では要点が違って、STG の要点に連射が含まれていたのは相当昔の話なので、連射王と撃破王では時代感が全然違う。したがって連射王と撃破王を混同するのはちと恥ずかしい。 「俺、ゲーム上手いっすよ」よりも「俺、ボタン押すの上手いっすよ」のほうがソリッドだわな。クレタクやオラタンやってても DC パッド壊さない系。でも DC パッドは壊すよね。後期は壊れなくなったけど初期のパッドは LR がヘタりやすかった。 ホッコリーナというネーミングに漂う絶望感とハクソリーナ臭。ほかほか牧場とかのほうがマシだよ。レイ AYANAMI のポカポカ牧場。「どもどもー REI アヤナミでーすぅー」「死ね」。 ボイスチャット

人生これすなわちディプロマシーだと思えば、ソーシャルゲームは大変おもしろいミニゲーム群となる。が、そもそも「ミニゲーム」という用語はゲーオタにとって卑語なので（←ゲームはただゲームと呼べばよく、「ミニ」とか付けるのはそこに言い訳を必要としているからだ、小規模なゲームでもそれが十分におもしろければミニゲーム呼ばわりする必要はない、すなわちミニゲームの「ミニ」はそれを遊ぶことにより享受可能な「おもしろさのサイズ」を指しているのだ）ディプロマシーでも充分ではない。 GoW は 1,2 とアジア版を買ったのだけど、居留地事情的にそもそもアジア版が出回らなさそうなのでちと困る。とはいえいまさら先端競争に食い下がれるような環境でもないし、べつに国内盤でもいいわけなんだけど。…根本的に、おれまだ「日本語で喋るマーカス」を見たことがないわけなので、どうせなら最後まで英語で通したいんだよね…。日本語ローカラ

「希望のない世界に怒るよりも目の前の雇われ店長を殴れ」by DQN。 ヤンキー風コンビニ店員「（弁当）レンジ、ヤっときますか？」「（ゼリー）スプーンいくつイっときますか？」かっけえ。なんでもそうだが、様になってるってのはいいもんだ。 なんか自動車運転してて、前走ってる車がレイアース世代のやつだと微妙な空気になるね。プレセアとかセフィーロとかそういう。 べつに「募金したことをネットに報告していない場合募金した側とは見做さない」的なはてな最適化的、オープン的、見える化的、ライフハック的、お役立ち情報に自意識のっけて非公式 RT 的、意識高い就職活動的、なものには大した興味がなくて、もっと微妙なもの。あのー、「震災の募金はするけど地元で慎ましく暮らしている両親に仕送りをしたことはない」みたいなの。そういうモヤモヤグラデーション空間に向けて、今日もお前が舵を取れ。 東京スカイツリーのデザインが妙に

この二晩ばかりスタパビジョンの「そしな」（http://video.watch.impress.co.jp/docs/stapa/soshina/）を見まくっていた。 で「そしな」から拡大してスタパビジョンそのものをガンガン観ている。いいねスタパ氏の映像は。こういうトーンで喋るひとの動画を眺めるという行為自体がおれは好きなのかもしれない。なに紹介しててもなんとなく楽しい。「よくなくなくなくないですか？」とかの言語感覚で喋っていて勇気付られる。ブレないってすばらしい。 あとポメラいいよねー。でもおれの生活でいうとポメラ利用シーンはゼロだね。 「ワンピース世代」というざっくりした狭義のゆとり世代感のモニョり具合ワクワクする。ワンピース世代はソーシャルゲーム開発者とかに憧れそうなイメージある、みたいな。 「掲示板 A と A ウォッチ専用裏掲示板 B があって、B はスルーしたいけど一応チェック

七人の女弁護士シリーズ、登場人物全員の化粧が濃過ぎてビビる。弁護士というか保険の外交員にしか見えない。他番組と比較しても相当濃いだろこの番組。なんかこー、ひらがな「おんな」度の高さってやつなのかなー。で、話も科捜研の女シリーズとか見てるほうがおもしろい…。 あ、でも化粧に注目して浅見光彦シリーズとか見ると、これも化粧濃いめか。地デジ対応というか、HD 化の過渡期にアナログ放送用のメイクが地デジ向けには厚化粧すぎて合わないけど両対応だからいた仕方ない的な問題あったけど、あのへんの絡みなんだろうか。 相棒第七シーズン最終回、誰もしあわせにならない解決でほんと凄い。あのーなんだっけ、あれよ、コミュニタリアン。ほら漠然としか TV もネットも見ていない側の人間の脳内では、ハーバードで白熱教室やってんのがドラッカー教授だってことになっていたりするよね。そんなこたどうだっていいんだ。

このへん（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20110910#p2）から。 小山ゆう「あずみ」読んだあと「シグルイ」読んでも全然違和感なかった…。 やっぱベテラン漫画家って怖い。あずみに熱い視線を送るだけで惨死の決定される世界で、あずみから好意を向けられた人間がどれほどの罰を与えられるのか。俊次郎のみじめすぎる最期は、あずみに恋する絶対神が下した会心の罰だ。とはいえその俊次郎もまた小山ゆう氏の生み出した半身。サドいうえにマゾい。作中にサディストが存在しなくとも、封建主義は完成する…！その点シグルイはまだしも正常の域といえる。 登場する男どもの無残な死に方を読んでいくと「ろくでもない不潔な世界で美しいものに惹かれてなにが悪いのだ！」と義憤まで湧いて来るような気分になるが、これはたぶん小山ゆう氏によるあずみ菩薩成立のための枝打ちなのだ。心を鬼にしてそれをやると決

Facebook の smart tweet が復活したけどもう信用しない。さよならだ。 宇多田を討つ者はべつにおもしろみのない穏やかな執拗さだったけど、瀬川おんぷ討ち取ったり箱作はソース味マシマシの焼きそば感。同じ「討つ」にもいろいろあるよな。 音楽がどんなに怒ろうと、「踊らされるな」とは言えないよな。どっち方面かに向けて「踊ろうぜ」としか表現できないようになっている。スペースチャンネル 5 は示唆的だったのか。 わたる全滅の責任は誰が取るんだよ、と考えてみることで、ルナ先生≒朝比奈みくるを中心としたジャンプもの SF が立ち上がってくる。 四コマ漫画みたいに、萌え 4 tweets togetter もあっていいはずだが、ノイズ含みの重厚壮大化の止まらない流れは、togetter 民はエロゲー冗長文体路線を選択したのだと判断できる。 心のなかで自分の好きな作品を決めればいいことが、どう

ゲームやってない日記。 れいによって一日の 1/3 くらい自動車を運転しているので、運転をゲームの一種とすれば亜ゲーオタくらいの位置に食い下がれるつもりだ。ところで最近おれの観測範囲ではバイクに自転車と、TEST DRIVE フルスケール勢が増殖しているかんじであり、世界は 4D（←PS3 用語）化へ向かうのかもしれない。 あと自動車の運転行為がそのままレースゲームのプレイ感覚に代替されるのかというと全然違う。個人的に「順位やラップタイムなど結果へ向けてプレイが集束する＝レースゲーム」「アナログ入力によりファジーに走行の過程自体を楽しむ＝運転ゲー」という区別があるので、強いていえば自動車運転行為は運転ゲーに近いが、しかしそれも違う。なんかやはり全然違うもので、どちらかといえば「それが終わったときに減っている体力の質」みたいなもので計測しているかんじ。FPS とかパズルゲームとかを漫然とやっ

08/25 の夕方頃のことなんだけど、自動車運転してたら交差点で「はにかみながら、ひとつの iPod からイヤホン分岐して片耳ずつ聴いてる高校制服男女」を目撃してつうこんのいちげき。男子はスポーツ系で自転車押してて、女子は文科系メガネだったよ。あれがまだカップルではない、ちょっと聞いてみ？というファーストステップであればなおさらに痒く。 東京のクーラー稼働率が下がると Twitter の熱量が増す、という夏だったな。 光の反射がいかに無罪であるかというと、おしっこの軌跡がプリズムを描いたり、おっさんの腕に浮いた汗のキラキラにポストエフェクトがかかったりしても、それは所属から解き放たれてただ美しいとしかいえないあたり。暑い。 今日も自動車でクーラーガンガンかけて実際空気冷たくなってても、刺すような日差しだけで熱中症になりそうな暑さだった。空気だけ涼しくしてもダメだね太陽光線は。あいつが地上す

受け手がうっかり属人性を求めるものは創作、とすれば「これは誰が編集したんだ？」と読んでて思えない雑誌は創作的ではないし、「このあらいを作ったのは誰だー！！」とブチ切れる海原雄山は常在クリエイター目線。 なんかこー根本的に「ストーリーが進展していくうちにキャラクタたちが各自の内面世界と向かい合う欝展開」みたいなのがつまらないのって、おれの学生時代「試験前日に部屋の整理整頓に熱中していたあの頃」の、整理整頓シーンが盛り上がって見えるか？見えないよね？ということか。 蒼天航路、ときどきへうげものになるよね。わりあい好きだが、へうげもの路線としてはへうげもののほうが優れていると感じる。 小山ゆう「あずみ」を読んでると、「おれたちが虫のように死んでいくしかないこの不潔な世界に、せめて菩薩様が居て欲しい、そしてどうせなら一瞬でいいので菩薩の瞳に見切れて死にたい」みたいな切迫したおやじドリームに絡め取ら

おれは北方三国志以来、己の排便タイミングを「秋（とき）が来た」と言うようにしている。 楊令伝、北方謙三氏以外誰も別の「楊令伝」を書いていないので、「北方◯◯◯」のテンプレで言う必要がないところに最大の違和感があるね。 巻数を重ねるごとにペンネーム末尾の数字が増えるとかどうか。一巻は北方謙一。二巻は北方謙二。作品の自己評価に応じて末尾の数列が変化する竜騎士 02 氏（http://d.hatena.ne.jp/lu-and-cy/20051228/p1）のように。 北方謙十五 vs 竜騎士 530000。 ラノベ界隈を薄目で漠然と観測するに、次におもしろそうだから読んどいたほうがいいのは「のうりん」というやつらしいので買おう。 あと Twitter で評判よかったので、ひこ・田中「ふしぎなふしぎな子どもの物語」買った。

同人を知らない IT オタは、まだ「そろそろ終わりそうだけど次の引越し先新興ジャンルが見当たらない場合、終わりそうなまま延々ひとが滞留しつづけ巨大ジャンルとして安定する」という教訓を知らず終わった先出し競争にはしるのか。 成句「マジコンってなんだか知らないけどさ、結局はそういうことなんだよ」は黙読しても音読してもすばらしい。 FriendFeed にしてから Facebook - Twitter 連携快適だ。ていうか smart tweets はなにがスマートだったのかと問いたい。 マルモリダンスを脳内で想起しつつゴロゴロと寝がえりを打つビリーズブートキャンプ。 「バファローベルたん好き程度のチャラいケモナーアピールが、この時期の Twitter 自称変態クラスタアピールとして手堅い」ハイコンテクスト超低空バレルロール…！ なぜオタはオタ作品名クイズを出されると正解以外を延々リストし続ける

夜半に退屈だったので、自アン三大上擦りフレーズを選出などして遊んだ。この場合の上擦りというのは、うまく表現できないけど「読んでてなにかが脳を上擦るようなかんじ」を念頭においている。 「その製品で言う場合、逆の方向は数ステップましだよ」 伝統そして基本。なにを言ってるのかわからない。 「だいたいローカル保存するようなフェーズじゃないのにさ、現代は。頭悪いのかなーって思っちゃうよ、正直」 意味はわかるし練度も低いが、その無罪な背伸び感がたのしい。インターネットで救済された側の魂かなー、みたいなかんじ。 「マジコンってなんだか知らないけどさ、結局はそういうことなんだよ」 すばらしい。2009 年声に出して読みたい自アン語にも選出。想像を絶するていどのひくさ。「なんだか知らない」ものを「結局」→「そういうことなんだよ」と落とすぼんやり感。ブラックボックスを未開封のまま扱って得意顔てのは、ログ取るの

既存の誰からもとくに否定されていないものに対して「いいんじゃないですか？」と疑問形で追認言及をはじめたら、ダメネットおやじコメンテーターのはじまりだ。 コミケスタッフのひとって、質問されるとかなりの確率で「コミケスタッフ喋り」としかいえないかんじの抑揚で回答するかんじがする。あれのゴーストダビング元て誰なんだろう。 おれの漫画知識によれば 19 世紀英国貴婦人たちの一番の仕事は「憐れみ」だったそうなので、まあなんつーか。 おれのサイト名、Twitter クライアントなどでメーラを誤爆させてる気がするので自粛したほうがいいかどうか検討、おれが困っていないからいいやという流れに。 長期休暇の季節とインターネットの揉め具合には相関関係があると言われているけど、2011 年に展開されているネット上の各種キャラくずれ問題と地球温暖化と震災による節電事情には相関関係がある！と思わざるをえない。鉄のガー