イラン・ジャパン石油化学(IJPC)は三井物産を中心とした日本側投資会社イラン化学開発(ICDC)とイラン国営石油化学(NPC)の50/50JVで、バンダル・シャプールに石油随伴ガスを原料とするイランで最初の総合石油化学コンプレックスを建設しようとするものである。当時のイランの石油化学はアンモニア、肥料が中心であり、石油随伴ガスは燃やしていた。 イラン側の要請を受け、三井物産を中心に現地調査を行ったが、余り芳しくはなかった。しかし、イラン側は熱心で、誘致のためロレスタン地区の油田の採掘権を与えることを交換条件とした。(これに当時多角化経営をしていた帝人が飛びついた。) 三井側はFSを実施、油田採掘権に引きずられる形で1971年に合弁基本契約を締結した。 油田の方は、1971年9月に、石油開発公団(75%)、帝人、北スマトラ石油、三井物産等が出資して投資会社・イラン石油を設立、イラン国営石油
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く