【オススメ】 柳沢きみお／KOUSHOKUダンディ | マンガ一巻読破KOUSHOKUダンディ 1 (ジャンプスーパーコミックス) ■【オススメ】色と食、老いと人生を綴る奇妙な一作。なんだこれ、と思いながら読むが、これはこれで面白い。 コウショク、とあるが、好色というよりも好食。色の話はちらちら出つつも、もう枯れた、というところに落ちる、四捨五入すると60歳の主人公の話。エッセイストとして名が通っており仕事もまずまず順調。そんな彼のエッセイのように語られる日常の話である。 そんな内容で面白いのか？というと、これが面白い。色恋面の話は、ちらちら出つつも主人公自身は踏み出さないものの、周辺の人物はコイバナばかりで騒がしい。が、正直ここは面白くもなんともない。では何が面白いのか？食を語る部分である。 自炊中心の主人公の作るちょっとした料理がユニークで面白い。美味しそうな絵には絶対見えないのだが、それでもそそられる。そして酒の飲みかた。ロックでビールを飲む、だとか、
