韓国人のもっとも好きな食べ物は当然、焼肉と思われているが、小生の経験ではダントツに刺身である。老若男女に関係なく、「ご馳走するけど何が食べたい?」と聞けば「フエ(刺身)」と返ってくる。健康志向で肉離れが進んでいるのかも知れない。新鮮なフエを食べるには、日本ならお寿司屋さんだが、当地では魚料理中心の「日式」レストランと言うことになる。高級「日式」になると銀座の一流店も顔負けの値段だが、新鮮な材料と、物凄いボリュームに日本人はびっくりする。まさに「タイやヒラメの舞い踊り」状態である。 「日式」以外に寿司専門店も増えだしたが、特に回転寿司の進出が目立つ。「日式」に比べれば値段も手ごろで若い人に人気がある。小生も刺身、寿司には目がない人間の一人だが、最近気になっていることがある。それは、寿司のネタがやけに大きくて長いのである。寿司の醍醐味の一つは寿司飯とネタの絶妙のバランスだが、当地ではこのバラン