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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime (8)

  • 【現代ビジネス】小泉進次郎氏らが提案する「こども保険」に気乗りしない理由 - 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」 2017年04月11日

    現代ビジネス「ニュースの深層」(隔週連載)に「小泉進次郎氏らが提案する「こども保険」に気乗りしない理由」というタイトルで記事を書きました。 自民党の小泉進次郎・農林部会長らの若手議員が作る「2020年以降の経済財政構想小委員会」が、保育や幼児教育を実質的に無償にするための「こども保険」創設の構想を発表しました。 未就学児も含めて、国が教育費を補助することには概ね賛成ですが、幾つかの点で、「こども保険」の仕組みには気乗りがしません。 年金保険料を納めている世代に保険料負担を集中させるより、子どもへの支出は社会全体の投資として、一般的な税を財源とするのがいいのではないでしょうか。 また、管轄や保険料徴収の仕組みが複雑になる点も問題です。厚労省系組織である日年金機構が徴収業務を行い教育費の所管まで担うのか、あるいは独立行政法人が新設されるのか、詳細は不明ですが、何れにせよ、税金と差し引き計算さ

    maturi
    maturi 2018/05/18
    2017-05-23 11:08:53 Unknown氏へ: >「年間300兆円なら」<略> 他の条件の影響を受けるのは確かだが,条件を一定と仮定すれば大まかな額はマッカラムルールから計算できるでしょう.
  • 日本版ISAでの正しい運用法

    来年1月から、英国の制度を参考にした「日版ISA」と呼ばれる、投資優遇税制が始まる予定だ。これは、一人年間1百万円までの投資について、5年間、運用益に掛かる税金が免除される制度で、残高ベースで最大5百万円が非課税で運用できる。 それでは日版ISAは、個人にとって、どのように使うのが、最も賢いやり方なのだろうか? 意外に思われるかもしれないが、この問いの答は、論理的に前提条件を追うだけで明快に導き出せる。 以下に、日版ISAでの正しい運用方法を四原則の形でまとめてみた。 尚、以下の内容は、楽天証券ホームページの連載、「山崎元のホンネの投資教室」の第196回 日版ISAでの正しい運用法(2013年5月10日)の一部と重複するが、最近、日版ISAの運用法について、適切でないと思われる説明も出回っているようであり、正しい(と私が考える)説明をなるべく早く広く普及したいので、当ブログにも載

    maturi
    maturi 2013/05/13
  • 株価が高過ぎる場合のエージェンシー問題

    先日、ある大学の大学院で、かつての同僚と一緒にファイナンスの授業をした。ライブドア、村上ファンド問題が題材で、事実の経緯と、法的な問題点などについては彼が話をしてくれたので、私は、ライブドアとニッポン放送の問題についてコメントした。これまでに何回か取り上げた問題だが、ファイナンスの授業の観点から、まとめてみる。 授業の題材として取り上げるとすると、ライブドアとニッポン放送、フジテレビの問題の面白い点は、決着の評価と、そもそもライブドアがニッポン放送を買った動機だ。 周知のように攻防戦の決着は、(1)フジテレビがライブドアが保有する日放送株をほぼライブドアの取得価格で引き取り、(2)フジテレビがライブドアに出資する(時価で12.75%)、というものだった(形だけに終わった「提携」は無視しよう)。これに加えて、ライブドアは、(3)リーマンブラザーズ証券にMSCBを引き受けさせて、リーマンは百

    maturi
    maturi 2011/10/29
    マイケルジェンセン 株価が高すぎる場合 経営者の暴走 エージェンシーコストの暴騰
  • 「原発の今後に関する簡単な整理」

    今、何かについて発言する場合、「原発をどう考えるか」について自分の立場を明確にしないと十分な意見にならないことが多いように思います。 以下は、原発に関する私の意見を簡単にまとめたものですが、フジテレビの【コンパス】という意見収集サイトの質問を基にしています。このサイトに回答しても、番組で取り上げられることは滅多になく、回答が徒労に終わることが多いのですが、質問に回答する作業は、自分の意見の整理に役立つことがあります。 以下にコンパスへの回答に加筆修正したものを載せます。 ★問1: 日は今後、原子力発電と、どのように向き合うべきと考えますか? 1-<即時廃止>多少の電力不足も受容し、原発を停止させる 2-<段階的廃止>電力不足に配慮し、ゆるやかに原発を停止させる 3-<現状維持>安全管理の基準を見直し、可能なかぎり既存原発を活用 4-<増やす>より安全性の高い炉の導入などで、原子力発電に取

    maturi
    maturi 2011/07/19
  • ケインズの迷惑な置きみやげとしての「非自発的失業」

    たまには経済学っぽい話もしてみよう。 ダイヤモンド・オンラインに「低生産・高コスト構造を自覚せよ」と題する斉藤誠一橋大学大学院経済学研究科教授へのインタビューが載っている(http://diamond.jp/articles/-/9740)。斎藤氏は「実質国内総生産(GDP)も物価水準も為替レートも、主な経済指標は『長期均衡水準』にある、と思う。長期均衡水準とは、さまざまな歪みが調整された後の実力値のことだ。日経済は今、実力どおりの水準に落ち着いている」と述べている。 これに対して、飯田泰之氏がtwitterで「日経済は長期均衡水準らしい……現状を非自発失業がない状態だと考えられる人はよほどにおめでたいと思う→ 【齊藤 誠 低生産性・高コスト構造を自覚せよ】 」と批判した。 これを受けて、斎藤氏が、①経済学者どうしなのだから公共の場で「おめでたい」などと乱暴に批判せずに直接話をして欲し

  • 大手メディアには文脈が二つしかない

    主に新聞とテレビを念頭に置いて言うが、大手メディアには「事件報道」と「政治談義」の二つ以外に文脈と文体がない。日頃から感じていることなのだが、原稿を書いているうちにまた思い出したので、メモ代わりに書いておく。 振興銀行の件でいうと、木村剛氏の刑事事件について報道が集中し、たとえば木村氏がどれくらい悪くて酷かったのか、という報じ方になる。預金カットを含む処理が決まると、テレビであれば、NHKの午後7時のニュースでも、「被害者」である大口預金者を捜してきて、この人が「どう感じているか」を伝えようとする。 木村氏はまるで押尾学被告のように報じられるし、預金者は死亡した女性の友人のような感想を求められる。 ちなみに、民放の情報バラエティなら、コメンテーターはプレゼンを聞くかVTRを見るかした後に、「まさか銀行が潰れるとは、ふつうの人は思いませんよね。ヒドイですね」等々何らかの「感想」を言えばそれで

    maturi
    maturi 2010/09/28
    誰がより仕組み
  • 茂木健一郎氏の脱税報道に思うこと

    脳の研究者でテレビ・出版共に露出の多い茂木健一郎氏に税金の申告漏れがあったことが発覚した。 申告漏れは社会人として良くないことなので同情はしないが、茂木氏が追徴税額を既に納めていることでもあり、ここで、私が「怒る」のは余計なお世話というものだろう(彼は鳩山首相のように政治家でもないし)。税金に気が回らない人が「プロフェッショナル 仕事の流儀」(茂木氏がキャスターを務めるNHKの番組)をやっているのは、説得力の点でどうかとも思うが、ごく軽い内容の番組でもあり(昨日久しぶりに見たが、内容は幼稚な「ヨイショ番組」だった)、NHKが社会的な処罰の側に回らずに、番組で茂木氏を使い続ける判断にも反対しない(NHKの番組ホームページに茂木氏のお詫びが載っている)。 茂木氏のの出版状況や今回の問題の記事から推察するに、茂木氏の下には、出版、テレビ番組の出演、講演などの依頼が押し寄せていて、それこそ3年間

  • リフレ派を批判した山崎元氏のその後

    田中秀臣氏の「ノーガード経済論戦」というブログを読んでいたら、野口旭氏の新著「エコノミストたちの歪んだ水晶玉」に関する記事があって、このには『声の出るゴキブリ』とリフレ派を批判した山崎元氏のその後」が出ているという記述があった。自分のこととあっては、なかなか興味深い。早速、書店に行って、そのを買ってみた。 尚、私が、野口旭氏にお会いしたのは、TV出演の際に一度だけであり、喧嘩したことがあるわけではないし、同氏に対して何ら悪感情は持っていない。また、田中秀臣氏とは残念ながらお会いしたことがないが、氏のご著書を編集した編集者(現在私のを編集中)が「尊敬している」と言うので、一度お会いしてみたいものだと思っている。 該当ページを探すのに苦労したが、76ページから77ページにかけて、私がJMMに書いた記事の引用が二つある。 最初の引用はJMMの2005年7月11日号のもので、村上龍さんの「国

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