かつて1980〜90年代当時、「『右翼』『左翼』という言葉は死語になる」などと言われたものだった。ところが、21世紀のネット世論では、いまだにこの語句がぽんぽんと大安売りで使われる。 そりゃそうだ、世の中全体がより保守的になっても、より革新的になっても、その中でさらに、「どちらかと言えば保守派/どちらかといえば革新派」というグラデーションが常に生まれるのだから、いつまで経っても「右翼」も「左翼」も死語にならないのである。 と、いうわけで、鈴木邦男監修・グループSKIT編『「右翼」と「左翼」の謎がよくわかる本』(isbn:4569819370)が刊行。内容は以下のような感じ。 ○序章 右翼と左翼の真実 (基本編) ・なんで右翼と左翼って呼ばれているの? ・ファシズムと右翼って違うの? ・共産主義と社会主義ってなにが違うの? などなど… ○第1章 右翼の謎(右翼の雑学、事件、人物) ・ネトウヨ