村上春樹の同名短編小説を原作とする映画「ドライブ・マイ・カー」(監督:濱口竜介、全国公開中)は、7月に開催された第74回カンヌ国際映画祭で、日本映画初となる脚本賞を受賞し、そのほか独立賞も含め4冠を獲得したことが大きな話題となりました。 本と出会うための本屋「文喫 六本木」では8月13日(金)から9月20日(月・祝)の期間、映画「ドライブ・マイ・カー」とのコラボレーション展示「ある映画のための補助線 映画『ドライブ・マイ・カー』をめぐる複数の本」を開催しています。 この展示では、濱口竜介監督と「文喫 六本木」が、それぞれ映画により深く入り込むための「補助線」となる本を選び展示しています。 今回は、これまで展示会場でしか見ることのできなかった「濱口監督が選んだ10冊」を、ご本人によるコメントとともに公開します。 ノンフィクションからコミックまで、幅広いジャンルの紹介を通して、濱口監督の思考の
2月26日(金)、第25回手塚治虫文化賞マンガ大賞の最終候補作に、以下の9作が決定しました。 ※五十音順 ・『青野くんに触りたいから死にたい』(椎名うみ/講談社) ・『かしこくて勇気ある子ども』(山本美希/リイド社) ・『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴/集英社) ・『呪術廻戦』(芥見下々/集英社) ・『葬送のフリーレン』(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ/小学館) ・『薔薇はシュラバで生まれる【70年代少女漫画アシスタント奮闘記】』(笹生那実/イースト・プレス) ・『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』(武田一義、原案協力:平塚柾緒(太平洋戦争研究会)/白泉社) ・『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか/集英社) ・『ランド』(山下和美/講談社) 手塚治虫文化賞は、日本の漫画文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念して、その志を継ぎ漫画文化の健全な発展に寄与する
赤塚不二夫さんや手塚治虫さん、楳図かずおさんに始まり、あだち充さん、高橋留美子さん、青山剛昌さん、藤田和日郎さん、満田拓也さん……と名だたる漫画家たちが作品を発表してきた「週刊少年サンデー」(小学館)。現編集長・市原武法さんが2015年7月の就任時に掲げた“大改革”の衝撃を覚えている方も多いかと思いますが、それから約6年、サンデーでは、新たな看板作品が着実に誕生してきています。 今回は「週刊少年サンデーの今」を担うヒットメーカーとして、小倉功雅さん(担当作:『葬送のフリーレン』『古見さんは、コミュ症です。』など)、原俊介さん(担当作:『よふかしのうた』『死神坊ちゃんと黒メイド』など)の2人にインタビュー。 編集者としての歩みや漫画に対する考えを伺いながら、「面白い漫画って何だろう?」「サンデーらしさって何だろう?」に迫ります。 入社1年目からサンデー編集部に ―― まずは入社以降の担当作と
赤塚不二夫さんや手塚治虫さん、楳図かずおさんに始まり、あだち充さん、高橋留美子さん、青山剛昌さん、藤田和日郎さん、満田拓也さん……と名だたる漫画家たちが作品を発表してきた「週刊少年サンデー」(小学館)。現編集長・市原武法さんが2015年7月の就任時に掲げた“大改革”の衝撃を覚えている方も多いかと思いますが、それから約6年、サンデーでは、新たな看板作品が着実に誕生してきています。 今回は「週刊少年サンデーの今」を担うヒットメーカーとして、小倉功雅さん(担当作:『葬送のフリーレン』『古見さんは、コミュ症です。』など)、原俊介さん(担当作:『よふかしのうた』『死神坊ちゃんと黒メイド』など)の2人にインタビュー。編集者としての歩みや漫画に対する考えを伺いながら、「面白い漫画って何だろう?」「サンデーらしさって何だろう?」に迫ります。 まずお届けするのは、『よふかしのうた』『死神坊ちゃんと黒メイド』
今年7月より施行された、プラスチック製買い物袋(レジ袋)の有料化。 各書店も来店客への周知、エコバッグ持参の推奨など対応しているなか、こちらのトートバッグが話題になっているのをご存じでしょうか。 これは香川県高松市に本社を置き、全国に店舗を展開する「宮脇書店」のエコバッグ。従来のレジ袋のデザインをほぼそのままトートバッグにしており、A4判の雑誌が入るちょうどよいサイズ感、税込100円という価格の手頃さもあって、「これはいいアイデア」「つい買ってしまった」と好評です。 ▼これまで使用されていたレジ袋(左)とエコバッグ(右) 宮脇書店本店 筒井敬三店長もこのエコバッグについて、「特にお声掛けをしなくても、すぐに目につくのかどんどん買われています。街中でも持ち歩いている方を見かけます」「取り置き注文されるお客様、エコバッグだけをお求めになるお客様も多く、書店のイメージアップにもつながっています」
3匹のかわいい…「オオカミ」……!? あるところに、3匹のかわいいオオカミが、お母さんと一緒に暮らしていました。 「さあ おまえたち、そろそろ ひろい せかいに でておいき。かあさんの うちを でて、じぶんたちの うちを つくりなさいな。でも、わるい おおブタには きをつけるのよ」 「えっ、悪い大ブタ!?」と驚いた方も多いでしょう。今回ご紹介する『3びきのかわいいオオカミ』(文:ユージーン・トリビザス 絵:ヘレン・オクセンバリー 訳:こだまともこ/冨山房)は、有名な『3びきのこぶた』のパロディ作品です。 『3びきのかわいいオオカミ』が刊行されたのは、今から20年以上前の1984年。しかし最近投稿されたツイートをきっかけに、人気に火が付いています。 チビが幼稚園から借りてきた絵本、三匹の子豚、ならぬ「三匹の子オオカミ」に出てくる悪い豚の破壊力がすごすぎてお腹が痛いwww pic.twitte
紛争でしたら八田まで 1 著者:田素弘 発売日:2020年03月発行所:講談社 価格:704円(税込)ISBNコード:9784065189207 揉め事の解決にはチセイが要る 「ですよね」と思いながら読んだ。『紛争でしたら八田まで』が見せてくれる世界の解像度がすごく好きだ。あらゆる国と人が揉めに揉めて、「どっちが正義であるか」をバッサリ決めることなんて無理。ですよね。でも解決しないとどうにもこうにも……。 BBCやCNNのダイジェストを眺めているときのお手上げな気持ちを、本作の八田さんはチセイ(と、強くて美しい太もも)でもって華麗に収めてくれる。 容姿端麗で頭脳明晰。そしてプロレス技が得意。ずっと大暴れしてほしい。 「言葉も文化も知らないとはじまらない」 主人公の“八田百合(はったゆり)”の仕事は「地政学リスクコンサルタント」。ひらたく言うと「世界を回る解決屋さん」だ。彼女のクライアントは
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