モーニング娘。とハロプロ研修生、客演3名、演劇女子部2名、謎の元ハロプロ・アドバイザーによる舞台、『ファラオの墓~蛇王・スネフェル~』を観てきた。 昨年(2017年)に上演された同名舞台の新解釈Ver.。 原作は竹宮恵子の同名作品。読んでいない状態での観劇。2017年Ver.の感想はこちら 一言で言うと「差分を楽しむ高度なオタクの遊戯」だった。 アイドルへ向かう視線 舞台の内容から話は逸れるけど、自分がアイドルを視る時の楽しみの一つとして「個々人の差分に目を向ける」というものがある。 例えば自分が好きなバンドやアーティストを思い浮かべてみる。それらを楽しむ時に、ボーカルは彼/彼女以外にいないし、ギターも作詞も作曲も彼ら以外にいない。その曲を演奏するのもまた、唯一無二の彼らでしかない。 一方で、アイドルはみんなで同じ振り付けを踊り、表現する。ソロパートで同じメロディーを歌うこともある。それら