タグ

ブックマーク / nasukob.hatenablog.com (1)

  • 『老愚者考』。老賢者より老愚者 - なすこ置き場

    スイス人のユング派精神科医、グッゲンビュール・クレイグ氏による著書。 老賢者というのは知恵と経験豊かな老人のことで、ユング派心理学では人間の魂の元型のひとつだとされています。 それを、ユング派精神科医である著者が真っ向から否定。 老人が知力も体力も衰えていくのは当然のことで、「経験からなる知恵」だって、時代にそぐわなくなった古い知識を振りかざすだけ。「老賢者」というのは、そういった衰えに直面する恐怖から目をそらすためにうまれた神話なのではないかと言っています。 老賢者が害として現れている例としては、かつての栄光にしがみつき、自らの老いを認めず、老いからくる衰退をごまかすかのように独善的で虚栄心が強くなる老人だそうで、書では晩年のシュヴァイツァー博士が例にあげられています。それから、第二次大戦時に現状を見ずに第一次大戦時の経験であれこれ口を挟む参謀老人なんかも例に上げられていました。私はと

    『老愚者考』。老賢者より老愚者 - なすこ置き場
    maturi
    maturi 2017/09/23
  • 1